地震、台風と火災、住み手の高齢化

地震国日本はこれまで地震があるたびに耐震性能を検討してきました。しかし今回の東日本大震災のように津波や放射能といった災害にはそれ程深く検討はされてきませんでした。その結果、誰もがあらためて安全への信頼を問うようになりました。住まいにおいても当然より安全性への概拠や対策が求められ多くの人が高い関心を持つようになりました。過度な災害対策はコストの問題や、時には現実離れをすることもあります。ここでは常識的な範囲内での基本となる安全性能を取り上げ、家づくりのスタートラインとしましょう。


地震について

◎震度5強までなら大丈夫、震度6強は?
どんな地震がきても大丈夫な家をつくってほしいと誰もが願います。しかし残念ながら日本の建築基準法はそういった考え方ではなく、人命を守ることを優先しています。仮に建物が壊れても下敷きになることはないようにしてるのです。震度5強までなら建物は使えることが多く、震度6強では場所によっては手直しや立て直しの必要があるかもしれません。

住宅性能表示制度における耐震等級の目安

住宅性能表示制度における耐震等級の目安


◎耐震改修をするには
これから家をつくる人ではなく、もうすでに建物ができていて耐震について不安のある方はまず初めに耐震診断をすることです。耐震診断をして数値を満たしていなければ耐震改修をおすすめします。費用は建物の規模にもよりますが、一般的な木造住宅であれば200万円以内でできます。ただ耐震改修はトラブルにもなりやすい工事なので信頼できる専門の建築士などに必ず相談し、自分が納得して進めることが大切です。