遠赤外線で体ポカポカ ~ コロナ・コアヒート
コアヒーターの要となる「ブラックセラミックコーティングシースーヒーター」(画像:メーカーサイトより)
最後は、遠赤外線で直接身体や対象物をあたためる「電気ヒーター」です。赤外線とは、空気を暖めるのではなく直接赤外線があたったもの(=対象物)をあたためる特性を持っています。中でも3~20ミクロンの遠赤外線が人体に吸収されやすく、コアヒーターは、この遠赤外線をたっぷり放出し、皮膚の表面付近でほとんど吸収され熱に変わり、身体自体がポカポカするのが特長です。ヒーター管は衝撃に強いステンレス性で、高輻射ブラックセラミックコーティングをすることで、耐久性と遠赤外線量の多さを実現しているとのこと。本体の保証は1年ですが、ヒーター部分は3年保証付きです。
「省エネセンサー」はじめ、節電に役立つ機能が魅力
ガイドが注目したのは、人感センサーにより運転中にヒーターの前から一定時間人が居なくなると、自動で電気代を節約した運転に切り換わる「省エネセンサー」。そして、体感温度を考慮して定期的にパワーをセーブする「ゆらぎ運転」。通常モードでは1100W~390Wの消費電力が、ゆらぎモードでは800W~190Wになるため、約16~20%電気代を抑えられます。
これら2つの省エネ機能で、1シーズンで最大約6600円の電気代節約になるとのこと(※1時間あたり10分省エネセンサーが作動し、1日4時間・6ヶ月使用を想定した場合/電気代22円/kWh)。また、6時間点けっぱなしにしておくと自動でスイッチが切れる消し忘れ防止タイマーもあるので、うっかりさんでも安心です。
温度調節は10段階。首振り機能付きで可動範囲は左右70度で、上方への角度調節は30度まで可能。輻射部をタテ・ヨコに変えられるので、あたためたい方向に向け安い仕様です。また、温度調節に合わせて5段階に点灯するパワーモニターもあり運転状況もひと目でわかり、さらに消し忘れ防止にもなるなど、使い勝手にも細かな配慮がされていると実感します。
【製品サイト】コロナ・遠赤外線暖房機シリーズ