子供用品/子供部屋・家具・収納

子供部屋をどう作る?(2ページ目)

都市部に住む人にとって、子供部屋をどうするか?というのは頭の痛い問題です。どの位の広さの部屋にすればいい? きょうだいがいる場合は? 部屋数が足りない場合は? 狭い家でも、子供の居場所を作る工夫をご紹介します。

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

必要な人に必要な部屋を順番に回す

子供部屋

必要な人が必要な部屋を使うという考え方も

それでも、受験を迎える時期になると、個室が必要になるかもしれません。同じ部屋できょうだいが夜遅くまで勉強していては、ほかのきょうだいは眠れないかもしれません。勉強している方も集中できないかもしれません。

そんな時期は1~2年程度と割り切って、親の部屋をゆずっては? 部屋は「ここ!」と決めたら永遠に同じ部屋と決めなくていいのです。必要な人がいちばんいい部屋を順番に回していく方法でいいのです。

子供部屋は子供の独立を前提に考える

もし、地方などで、広いお家に住んでいる人なら部屋数に余裕があるかもしれません。それでも、子供部屋は、必ずしも1人1部屋与える必要はないと思います。あまりにも最初から「お城」のような場所を与えてしまうのは、家族間を隔離してしまうことになりかねませんし、子供がわざわざ引きこもるような場所を与えてしまうようなもの。居心地の悪い場所で十分なのです。異性のきょうだいでも、小学校低学年のうちは同室でいいのでは。

子供部屋は、あくまでも子供が独立するための期間をすごす場所。独立する前提で考えていけば、家が狭くても広くても、それなりに考えていけると思いますよ。


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