家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

おこづかい制を成功させる3つのルール(3ページ目)

世界でもめずらしい、夫のお金を妻が管理するというおこづかい制。夫が使うお金を制限することで、効率よくお金を貯める方法として多くの家庭で採用されています。おこづかい制の成功のためのルールをご紹介します。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

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ルール2:不公平感をなくす!

自分だけ損しているなんて思うのは誰だってイヤ!

自分だけ損しているなんて思うのは誰だってイヤ!

「僕だけ我慢している」「私より手取りが多いんだからもっと生活費出してよ」など自分だけ我慢していると思うと、なかなかおこづかい制は成立しません。出来るだけお金について隠し事のないようにしましょう。

相手の懐を探り合っているうちは、不公平感はぬぐいきれません。独身時代に働いて貯めたお金、両親が結婚の時に持たせてくれたお金など、いわゆる“へそくり”は全て明かす必要はありませんが、今の手取りと使っているお金、借金やキャッシングの有無については、話しておきたいですね。

将来、何かの事情で収入が減り、夫婦の収入が逆転することも考えられます。『お金はある方が多めに生活費を出す』『働ける人が働く』という約束をしておきましょう。今はたまたま収入が多くて生活費を多く出しているけど、もし収入が減ってしまった時は、お互い助け合えるという気持ちがあると、自分だけ我慢の気持ちが変わります。

■不公平感をなくすポイント
共働きカップルは、お互いの手取りを公開しましょう。専業主婦カップルは、どちらかがお財布を握っていても、貯金がどれくらいあるのか、手取りがどれくらいか、基本的な事は話しておきましょう。

もう一度言います。へそくりまでは言う必要がありませんが、完全秘密主義は困ります。お互いが納得できるよう、話し合いをしましょう。

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