「任せた」は放任ではなくて信頼
こだわりの強い男性が子育てにはまると、夫婦で子育ての意見が対立することも
私はこのことを男性が子育てに積極的になるがゆえに生じる「皮肉な葛藤」と呼んでいます。
子煩悩な旦那さんをもつ奥さんは「おたくはパパがいろいろやってくれていいわよね」と言われてしまうことがよくあると思いますが、そういうママほど、この「皮肉な葛藤」に心を痛めていることもあるのです。
だからパパとしては「オレも育児を頑張ろう」と思うのはいいのですが、ママの聖域を脅かしたり、ママの育児を否定することのないように気をつけなければなりません。
一方、「子育てはキミに任せた」というのは一見放任のように見えて、実はママの子育てを信頼しているということともとらえられます。
任されてしまう大変さはあるものの、自分の好きなように子育てできるというメリットがあります。実はこれ、忘れられがちな観点なのです。
では、やっぱり男性は、張り切ってイクメンを気取ったりしないほうがいいんでしょうか。
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