IKEAで作る、快適リビング・ダイニング
中村さんのお宅は、3LDK。玄関を入ってすぐのところに2部屋、トイレや洗面があって、その向こうにもう1部屋とリビング・ダイニングがあります。リビングに入ってまず目に入るのは、たんぽぽの綿毛をイメージしてデザインされた存在感抜群の照明、IKEA PS MASKROSペンダントランプです。IKEAファンにはよく知られた照明ですね。直径80cmのタイプです。現在、MASKROSには直径60cmの小さめサイズもあります。ソファ後ろの出窓には、お気に入りの小物やIKEAのフラワーベースを並べてありました。なお、TVボードは独身時代に購入した無印良品のもの。出窓にはIKEAで購入した小物を並べ、寂しくならないように配慮しています
存在感=圧迫感では、と考える方は多いと思うのですが、向こう側が見える作りですから意外に気になりません。デザインのみが際立って◎。大きなサイズが気にならない理由のひとつは、空間におけるバランスの良さでしょう。
ソファ、照明、ダイニングテーブル&チェア、各種の小物がIKEAのもの。ダイニングテーブルの下には、たまたまサイズがぴったりだったという無印良品のポリプロピレン収納ボックスを組み合わせてあります。ナイスアイデア!
中村さん宅では、照明は天井の照明用ブラケットから直接下げるのではなく、フックをつけて、ベストな場所に配置。そのために、取って付けた感じが無いのです。ほんの少しの手間で、ずいぶんな違い。また、リビングに背の高い家具を置かないことで、目線より上にごちゃごちゃしたものが無いぶん、純粋にデザインを楽しめるようになっています。
次のページでは、IKEAの家具をよりお部屋に馴染ませるための工夫をご紹介しましょう。