0~2歳 子連れ海外旅行の注意点とコツ 

インファント

海外ウェディングのお呼ばれで渡航デビューする幼児が少なくない

お子さんの成長のなかで、もっとも旅行費用を抑えることができるのが2歳未満の幼児、インファントの時期。航空運賃は座席を使用しないことを条件に幼児運賃(大人運賃の約10%)が適用され、ホテルのベッドも添い寝をするのであれば加算額なしで済むからです。

そうはいっても、幼児の海外旅行はリスクも高いので注意が必要です。免疫がない赤ちゃんはウイルスに感染しやすく、落下事故や誤飲事故にも注意が必要。親が目を離せません。オムツなどの衛生用品や哺乳瓶、離乳食、粉ミルク、ベビーカー等を日本から持参する必要があるため、手荷物が多くなるのも幼児連れの特徴です。気圧の変化から、航空機の離発着時には大声で泣き叫ぶ乳児が少なくありません。子供をあやすので精一杯、機上でゆっくり親が休めないのもこの時期のお子さん連れの特徴です。

これらの理由から、幼児連れの海外旅行先は以下の点に気をつけて選ぶといいでしょう。
  1. ロングフライトを避ける
  2. 温暖な場所
  3. 衛生面で心配のない場所、ホテル
  4. 時差の少ないところ
  5. 移動型ではなく滞在型でゆったりできる行程
空気が乾燥する日本の冬の時期は、帰国後、体調を崩すお子さんが少なくありません。日本と現地の気温差が大きくない場所や時期を選ぶことをおすすめします。また、大きなホテルには託児サービス(有料)を用意するところもあります。ディナーなどに出かけるときは、そうしたサービスを利用するのもよいでしょう。

それでは次に、0~2歳までのお子さんの海外おすすめ旅行先をご紹介しましょう。

グアム 

飛行機

フライト時間が短い先を選ぶのがコツ

日本からのフライト時間が約3時間半、日本との時差も1時間と、身体にやさしいグアム。年間の平均気温は26度、常夏のグアムは、幼児の子連れ旅行に最適です。リゾートホテルが多く、滞在型のゆったりした旅が楽しめるのも特徴。できるだけ夜便を避け、午前便を利用して、生活リズムを崩さないようにしましょう。グアムには乾期(11~5月)と雨期(6~10月)があり、特に7~9月は台風が接近しやすい時期。日本との温度差も考えて、旅行時期を選ぶようにしましょう。

ホテル客室やレストランなどは、冷房がきいて寒く感じるときもあります。軽めのタオルケットなどを持参して、冷房や直射日光をよける準備を。ビーチでも日焼けを避け、木陰の涼しい場所で遊ばせるようにします。

サイパン 

ホテル

ベッドの添い寝は落下事故に気を付ける

成田から直行便利用で約3時間半のサイパン。ただし、グアムを経由する便は所要5時間近くかかるので、予約時に注意が必要です。難点は日本を午前に発つ直行便が少ないこと。深夜に現地着、早朝現地発の便が数も多く、価格も安いのですが、ホテルのチェックインまで時間も長く、疲れます。アーリーチェックインを手配するなどして対応しましょう。 日本との時差は1時間。年間平均気温27度の常夏で、過ごしやすい気候です。雨期(7~11月)には日に一度、スコールに見舞われるので外出には気をつけましょう。ホテルは、ある程度グレードの高めのホテルを選ぶと安心です。移動には、前あきで着脱しやすい服を着せ、汗をかいたときにこまめに着替えをさせるように。

ソウル・済州島(韓国)

石鍋

美味しい韓国料理も石鍋の火傷にご注意!

日本の各地から、便も頻発のソウル。飛行時間は東京(羽田・成田)から約2時間半、福岡なら1時間半の至近にあります。リピーターも多いデスティネーションだけに、パッケージツアーであっても市内観光を外すことができるなど、選択肢が豊富。ゆったりしたフリープラン型がおすすめです。そのためにもホテル選びは重要で、広めの客室を選ぶとよいでしょう。

日本より寒い季節が長いのがソウル。冬の時期は料金も安いのですが、底冷えの寒さなので、幼児にはあまりおすすめできません。春・秋でも温かい服装を心がけます。焼き肉店や韓国料理店では、お子さんの火傷にも注意を。また、街中は段差が多いので、ベビーカーを押すのも一苦労。抱っこバンドなどを用意するとよいでしょう。

リゾートアイランド済州島へは、直行便の本数も少ないのですが、お子さん連れには疲れ知らずの所要飛行時間約2時間45分(成田・済州島間)。夏は涼しく、冬は暖かい気候で、「東洋のハワイ」といわれています。宿泊には、大型のリゾートホテルがおすすめ。また島内観光には、タクシーチャーターもよいでしょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。