インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

インテリアとアート~額装を楽しむ(2ページ目)

もっと気軽にアートを楽しんでみましょう。家の中に眠っているポスターやきれいなハガキも額装すれば、立派なアート。壁に飾れば、インテリアも引き立ちますよ。

執筆者:鈴木 理恵子

マットで化粧する 

額が決まったら、額と作品の間に挟むマットの素材や色を選びます。
マットは作品と額のガラスが直接ふれるのを防ぎ作品を保護する役目があります。更に作品を引き立てるには、マットが威力を発揮します。

額装を楽しむ

こうやって、作品とマット、額のバランスをみます。切り絵は、本来、マットは入れないのですが、大きさを調整するために作品の裏にマットを足しています。

マットには紙や布素材のものがあります。布素材のマットは、油絵に使われます。
紙の場合には、数十色揃っているので、作品と額とのカラーコーディネーションを見ながら、組み合わせを決めていきます。

また、マットには大きさを調整する役割もあります。飾る場所とのバランスを考えながら大きさを考えてマットの大きさも調整します。

 

壁に掛けて楽しもう 

額装を楽しむ

池の様子を絵がいた切り絵なので涼しげ。無彩色の作品なのでマットとして使ったモスグリーンが変化を出している。

そして、出来上がった切り絵の作品がこちら。額はシンプルで直線的なデザインですが、黒と銀色のコンビ使い。マットは落ち着いたグリーンを選んでいます。黒い切り絵だけでは少々寂しかったのですが、マットのグリーンが加わることで変化が付き、夏らしい涼やかなアートに仕上がりました。

いかがでしたか。少し手を加えることで、ポスターや写真などの作品を、アートとして楽しむことができますから、額装にも挑戦してみてくださいね。「インテリアとアート~お手本にしたい飾り方テク 」ではお手本にしたい、アートの飾り方の事例をご紹介します。そちらもご覧ください。

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