テクニック3:ほめ上手は世渡り上手
基本的に、人はいつでも、誰かにほめめられたいと思っています。ほめられて嫌な気持ちになる人はいませんから、どんどんお姑さんをほめましょう。お姑さんの世代は、今と比べると、一般的に男性が強かった時代。旦那様や周囲からほめられたりする経験が少なかった人も多いかもしれません。そんな人にこそ、ほめ言葉は、最高のコミュニケ―ション手段です。まずはよく相手を観察して、何かしら褒めるポイントを見つけましょう。
ほめ方のコツは小さい部分、具体的な部分をみつけて、ピンポイントでほめること。「お義母さんの料理、美味しいですね」では何となく空々しく聞こえますが、「このカボチャ、とっても味が染みていておいしいですね~」など具体的にほめれば、真実味を帯びて聞こえることを覚えておきましょう。
テクニック4:ターゲットリサーチで話題提供
一緒にいても会話が弾まない、無口なお姑さんへの対抗策は、自分から上手に話題を提供することです。「そうはいっても、お姑さんの好きな話題が見つからない」という方は、事前にしっかりターゲットリサーチをしておきましょう。新聞をよく読む世代ですので、新聞の家庭欄にでてくるような話題は要チェック。また中高年女性が読みそうな女性週刊誌の見出し、NHKの番組名や扱った話題、健康に関する話題なども抑えておくと有効です。さらに、事前に旦那様にお義母さんの趣味や好きな食べ物などを聞いておき、それに関する新しい情報提供をしてあげるのも、相手が乗ってくる可能性が高いです。ネット等を駆使して、しっかり話題を準備しておきましょう。
テクニック5:「柳に風」で摩擦回避
何かというと嫌みを言ったり文句を言ったりする、攻撃的なお姑さんへの最善の対抗策は「柳に風」作戦です。嫌みを言われれば腹が立ったり、文句を言われれば落ち込んだりしてしまうところですが、まずは、一つ一つを、深刻に受け止めることをやめましょう。こちらが反論したり、泣いたりすればするほど、ますます相手の攻撃がエスカレートする可能性があります。
いろいろ言い返したい気持ちはぐっと抑えて「そうですね。おっしゃるとおりかもしれませんね。」と肯定も否定もしないリアクションで、「柳に風」と受け流しましょう。いくら攻撃的なお姑さんでも、何を言っても反応のない嫁には、だんだん「文句を言う気」が失せてくるものです。相手が文句を言い始めたら「この人は、こんなことでしかストレスを解消できないんだな。かわいそうに。」と、心の中で「上から目線」でお姑さんをみておけば、ストレスにもなりにくいと思います。
お姑さんのタイプに合わせ、これらのテクニックを上手に使い分けて、よい夏休みをお過ごしくださいね!
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