理由4.施工効率のアップでコスト削減
同社の主要工法は木造軸組み金物工法ですが、構造材に強度が均質で統一しやすい集成材を、さらに構造材の接合部にはテクノスター金物を導入するなど施工を標準化することにより、どこの加盟工務店で施工しても一定性能を保つことができ、工期の短縮化により人件費も抑制することができる。理由5.独自FCシステムでコスト削減
コンパクトならではの空間の変化を楽しめる部分もありそう(写真提供協力:アイフルホーム)
理由6.WEBシミュレーションでコスト削減
ネット住宅を導入している住宅企業は多いものの、なぜ「ネット住宅は価格抑制ができるのか」。WEB上でユーザー自身でプランや仕様・色をシミュレーションしながら「ユーザー」側で自動的にプランニングできるため、通常、プラン作成にかかわる営業マンや設計士などの人件費、資料作成代などの販売管理費が大幅にコスト削減できる。理由7.LIXILグループ商品を活用
住宅は建材・部材の組み立てからできている。トステム・INAXを中核とする「LIXILグループ」の住宅事業会社である同社の場合、その仕入れ単価・流通メリットや建築資材の購買力によるところが大きい。百万単位の違いはやはり大きい…。その安さの理由をしっかり納得できれば、ローコスト住宅という選択肢もありうる
それが、ネット住宅を販売している他メーカー、フランチャイズ展開している他の住宅FCにはない、同社の強みだといえるかもしれません。
いずれにせよ、以上の7つを見ても、高品質や補償・保証が損なわれることなく(そのままで)、純粋に仕入れや販売管理の部分のコスト削減により「適正価格」を実現している流れがある程度理解できます。
もちろん、だからといって安心して鵜呑みにすることなく、また「価格」だけにひきずられることなく、施主自身が「安い理由や根拠」を企業に聞き、きちんと納得することが大切。
性能がどこまで担保され、第三者による品質検査がどこまで実施され、将来何十年先の保証であるか、将来の売却時や住み替え時などにも安心できるかなどについても、しっかりヒアリングしたうえで最終的に判断しましょう。