恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

愛される肉食女子の作法(2ページ目)

自分からアプローチできる女性は、品と理性を保ちながら、さり気なく、研ぎ澄ませた五感をひらき、動物的本能をあらわにしていく。動物的ではあるものの、決して下品やワガママではない。むしろその逆。相手のことを常に慮れる肉食女こそが最強だ。

執筆者:All About 編集部

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ご飯に誘うことが出来ないという女子もいるけれど、それは自分の下心を意識しすぎているから

たとえば、A子は、素敵だなと思う人がいたら、「私のことどう思っているかな?」とか、「アタックしたらどういう反応かな」とか、頭で考え過ぎる前に、とにかく、距離を近づける努力をする。メールや電話で話すことから始めて、2人で会う機会を設ける。

A子は、深く考えずに、「話したい」という明るくテンションで誘う。そして、いざ、2人になったら、女としての本能に素直に相手との距離を近づける。話す時は、相手の目を要所、要所で見つめる。相手の目、鼻、唇、髪の毛、パーツのひとつひとつをやさしく見つめてみる。相手との会話は空気ごと味わうべく、全身を彼のもとに乗り出す。彼の匂いを嗅いでみる、そっと触れてみる。

もちろん、いきなりではなく、品と理性を保ちながら、さり気なく、研ぎ澄ませた五感をひらき、動物的本能をあらわにしていくのが、魅力的な肉食女なのだ。

本命を掴む女性は、もう待ちの姿勢はとっていない

動物的ではあるものの、決して下品やワガママではない。むしろその逆。相手のことを常に慮れる肉食女こそが最強だ。相手の求めているものは何なのか、何をしたら嬉しいのか、楽しいと思う人なのか……。自分の欲望を叶えるだけではなく、せっかくの動物的な本能をも使いながら、相手の事情や想いを深く汲める肉食女は愛されないわけがない。相手を喜ばせることができれば、相手にとって必要な存在になれる。それは、すなわち、手放せない女になれるということにもつながっていく。

私が観てきた、愛されるモテ女とは、そういう女性だ。先日、トークショーでご一緒したタレントのMEGUMIさんもそのひとり。スーパーモテ男のミュージシャンであるダンナさまと出会ってから、「気持ち悪いほどのアタック(笑)」を繰り返したそう。
(詳しくは、彼女の著書『Present Time』をご覧ください。とても面白いです)

そして、MEGUMIさんも「今の時代、周囲をみていても、幸せな恋や結婚をしている女性は、自分からつかみに行っているね」ときっぱりと言っていた。体当たり人生だからこその幸せをつかんだ。彼女の言葉には大きく頷いた。

正しく美しく優しい肉食女子が増えることを、そして、その女子と呼応し合える男性がもっともっと現れることを願ってやまない。
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