風の質にこだわった新構造~バルミューダ・グリーンファン2
バルミューダとは、2003年に東京で設立された家電企画会社。この扇風機は、昨年の夏に発売されて以来、注目を集めた「グリーンファン」の2代目。見た目のデザインが話題になりましたが、実は、風の質にとことんこだわった機能派です。
2重構造になってる羽根が最大の特長で、これにより内側と外側から発生する風速の差を作りだし、それらがぶつけ合うことで、扇風機ならではの「渦」が消滅。風を大きく拡散し、面で移動する心地よい風に変えています。また、羽根を超低回転で回すことができるDCブラシレス・デジタルモーターも大きなポイント。一般的な扇風機の600回転に対し、最弱運転時では250回転という超低回転と、独自の羽根構造が、今までにない優しいそよ風を生み出しています。
風量調節は4段階。最も弱い運転時の音は、非常に静かな13dbを達成。実際に最弱モードの「1」で運転していると、ほとんど音は聞こえません。最も強い「4」なら10m先まで届くので、サーキュレーターとしても活用できます。ただし、組み立て時に羽根を固定するのですが、適切にセットしないと異音が発生します。羽根を回転して音を確認しながら組み立てるのがおすすめです。
モーター部分にあるスイッチは屈まなくても操作できたり、持ち運びの持ち手もスッキリとしているなど、細かな配慮が便利
消費電力は最小3W・最大17W。1日8時間・1ヶ月で約16円~90円とかなり優秀。また、ポールを着脱することで、高さが867mmと467mmの2ポジションになりますので、いろいろな場所に置きやすいのもメリットです。その他にも、スイッチ部分が台座では無く本体モーター部分にあり操作がしやすいこと、持ち手がシンプルに処理されていること、リモコンでインジケーターの消灯ができることなど、見た目のデザインだけでなく、国産らしい配慮が随所に感じられます。
【製品サイト】グリーンファン2(バルミューダ)