注文住宅/家づくりのイメージづくり・アイデア

間取りは決まった。次は外観のイメージ!(2ページ目)

住まいの間取りは決まった!では外観はどうしよう?シャープな感じにするか、ナチュラルな感じにするか・・・迷ってしまいます。外観は使う建材や色によって雰囲気が大きく変わります。デザイン性・メンテナンスの容易さの両面から、外壁について学んでいきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

メンテナンスをチェックする 

外壁材は乾式と湿式による工法に分けられます。乾式は水を使わないで外壁を止めていく工法、湿式は水を使って練り混ぜた材料を外壁に塗って乾燥させながら硬化させていく工法です。工期は乾式に比べて湿式の方がやや長くかかり、費用も割高です。価格や種類の数、性能を比較しました。
(◎:優、○:良、△:ふつう、×:やや難)

主な外壁材の比較表

主な外壁材の比較表


デザイン性の比較はできないので、単純に価格や性能などの比較であればサイディングは短所が少ないといえます。特に種類が豊富にあるので、近年着工されている住宅の35%は窯業系のサイディングが採用されているようです。


人気のサイディングはここをチェック 

サイディングには継ぎ目がありコーキングが必要です。このコーキングは5~7年に1度割れや隙間が確認できたら、やり変えなければなりません。40坪の住宅でコーキングのやり替え費用そのものは10万位なのですが、足場代や諸経費を含めると25万~30万円かかってしまいます。最近はこのシーリングをなくしたシーリングレス工法や、サイディングの塗装にフッ素樹脂を使い15年保証をつけた外壁材もあります。メンテナンス費用が心配な方は、こういったサイディングも検証されるとよいでしょう。

デザイン性とメンテナンスで悩むところはあります。しかしライフサイクルコストの検討、そしてライフサイクルの変化も考慮して素敵な外観をつくりあげて下さい。
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