その1~冷蔵庫内に食品を詰め込み過ぎない

庫内の食品は7割を目安に!ガイド宅はかなり庫内の背面が見えているので、50%以下くらいでしょう
ちなみに、経済産業省の発表で「冷蔵庫いっぱいに詰め込んだ場合に比べ、2分の1詰め込んだ直後の電力は、平均で8%の削減ができる」という情報がありました。この数値を見て、食材が2倍になっているのにたった8%しか変わらないならば、たくさん入れた方が効率が良いのでは? と感じた人もいるかもしれません。
確かに、冷蔵庫が空っぽでも通電している限り電力を消費するので、その分も加味すると食品量100%の方が効率が良いと言えます。しかし、冷却エネルギーは食品容量に比例するため、食品の量が2倍になれば必要となる電力も2倍かかります。例えば、ペットボトル100本と50本の時の電力差が8%であれば、ペットボトル50本と0本との電力差も8%となり、0本と100本の差は16%となる訳です。
これらのことを踏まえると、食材を冷やす時には必ず電力を消費するので、無駄な冷却を止めることが最大の節電になるというのがわかるでしょう。庫内にスペースがあっても、余計な食品を入れれば電力のムダになるということを理解しておきましょう。
■ワンポイントアドバイス
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冷気の吹き出し口を確認しておくと、より効率UP!