夫に不満、離婚を未然に防ぐイライラ解消法
結婚生活が長くなれば「相手のここが気になって仕方ない」「こういうところがイヤだ」などと、お互いのアラも見えてきます。これが笑って許せたり、ガマンができたりするなら大丈夫ですが、問題なのは「許せない!」と思い詰めてしまっている場合です。離婚をする夫婦をみても、理由のトップは「性格の不一致」ですから、いかに小さなガマンの積み重ねが大きな問題になってしまうかを物語っているといえるでしょう。そこで今回は、離婚を未然に防ぐ夫の操縦法について、3つの方法をご紹介しましょう!
「ワガママ夫」は、この方法で優しくなる!
ワガママ夫は本当に世話がやけるもの。私も過去の経験から、ワガママ夫を持つ妻のみなさんには共感ができます。残念ながらワガママ夫が謙虚な夫になるように、根本から変えることはできません。ですが、ワガママ夫を今よりも優しくすることは可能です。なぜなら、ワガママ夫は根が単純であることが多いからです。ワガママ夫を優しくするには、「ほめ殺し作戦」が効果的でしょう。ほめて相手の気分をよくしてあげる……たったこれだけのことで、自然と優しくふるまってくれるようになります。
たとえば、ご近所への挨拶もできないほど無愛想なワガママ夫には、「お隣の奥さんがアナタのこと、『物腰が穏やかで笑顔がステキね』ってほめていたわよ」と伝えます。すると、ほめられて嬉しい単純なワガママ夫は、翌日から隣の奥さんに会ったときに、ニコっと笑顔で会釈をするようになるわけです。ビックリするほど効果テキメンですので、ぜひお試しください!
「ぼんやり夫」が伝え方一つで気配りができる人に!
放っておいて、いつのまにかスレ違い……夫婦生活はお互いの努力なくしてはあり得ません!
最悪なのは、妻が夫への不満をヒステリックにわめきたててしまうことです。「だいたいアナタはいつもそうやって~」とはじめたところで、夫はダンマリをきめこむだけ。なんの効き目もないし、夫の反感をかうだけ損というものです。
鈍感すぎるぼんやり夫には、「北風と太陽作戦」が効果的。察してもらおうとせずに、優しい口調で諭すように教えてあげるのです。「こうしてよ!」ではなく、「こうしてもらえると、助かるんだけどな」「これができなくて困っているから、こうして」というように、多少面倒でも相手を頼ってみせることで、「オレがいないと何もできないんだな。案外、カワイイところがあるんだな」と、動いてくれるようになります。
「フロ・メシ夫」とは、この方法で会話ができる!
毎日、顔は合わせているものの、「フロ」「メシ」「ネル」くらいの必要最小限の会話しかない生活が続くと、いつのまにか相手が今何を考えているのかがわからなくなってしまいます。それがもとで離婚、ということになる前に対策を考える必要があるでしょう。そこで、多忙なフロ・メシ夫とコミュニケーションをはかる方法としておすすめしたいのが、「週1ミーティング」の時間を設ける、ということです。土曜日の夜か日曜日の昼が狙い目。そのときは、手巻き寿司や焼き肉などパーティーっぽさのあるメニューを用意することで、1週間に起きた出来事などを楽しく話せる時間を演出します。気をつけたいのは、「不平不満大会」にならないようにすること。あくまでも報告会ですから、「こんなことがあったんだよ」というスタイルを貫くようにしましょう。
夫への不満は誰にでもあるものですが、大切なのはそのままにしておかないこと。夫は妻が不満に思っていることが具体的にどういうことなのかまでは気がつかない場合も多く、ガマンを重ねて爆発したときには手遅れだった、というケースもあるからです。
結婚したからには一生、一緒に仲良く暮らしていく。そんな初心を思い出しながら、妻が夫を広い心で育てていくつもりでいきましょう!
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