タイ料理/東京のタイ料理店

タイ&ラオス料理 「プァンタイ」(2ページ目)

常連客の胃袋をぎゅっとつかみ続け、惜しまれながら閉店した「プァンタイ」がついに復活。場所を目白に移して再出発を果たした。価格が良心的になり、店内は開放的な空間に。タイ東北地方の料理が気軽に楽しめるようになった。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

世界のおうちご飯ガイド

雰囲気は一新! でも、ディープな料理はそのまま!

ホーモックガイ

鶏肉、春雨、タイハーブなどをバナナの葉で包んで蒸した「ホーモックガイ」。「プアンタイ」のスペシャル料理。事前予約が必要

場所は、目白駅から徒歩3~4分ほど。駅前の大通りをてくてくと歩き、左に一本曲がると、すぐにレンガ色の壁が目に飛び込んでくる。そこが、新生「プァンタイ」だ。

店内に入ると、いままでのちょいと怪しい雰囲気は一変し、明るく彩られた黄色の壁が店内をひときわ明るく照らしだす。開放的な店内へと様変わり した。新大久保時代の常連さんは、“雰囲気がおしゃれすぎて、なんだか落ち着かない……”という方もおられるようだが、新大久保時代同様、オープンカウン ターは健在。一人客でもそっと受け入れてくれる包容力があるので、思い立ったらふらりと立ち寄ることもできるのは嬉しいかぎりである。ワタシと同じく、ふぅ。安堵のため息を漏らすかたも多いのではないだろうか。
クイッティアオヘン

汁なし米麺「クイッティアオ ヘン」

店内が広くなった分、料理人も1名増え、現在はおふたりで作られている。が、今後はひとり辞められ、かわりにタイから一名料理人を呼びよせ、以前からの料理人であるティックさんとおふたりで料理を手掛けるという。

以前よりも席数が増え、料理の価格が良心的になった、タイ&ラオスレストラン「プアンタイ」。

タイのパワフルな郷土料理を気軽に、しかも開放的な空間で食べられる点は特筆したい。この店が、多くの日本人に、もっともっと知られるようになりますように……。

そのためにも、がんばってね。プアンタイさん。

店頭

開放的な店内へ誘うレンガ色の壁

タイ&ラオスレストラン「プァンタイ」
所在地:東京都豊島区目白3-5-8
TEL:03-69159-3806
営業時間:月~金 11:00~22:30L.O
土日祝 17:00~22:30L.O
定休日:無休
地図:Yahoo!地図情報


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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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