対比が美しいインテリア 

上海のティールーム

左上:ダークカラーとホワイトの対比が美しい棚を背にしたレセプション。入れ物を揃えるだけでも魅せるスペースになりますね。右上:天井がぐっと高いティールーム。この建物はイギリスのクイーンアン復古様式。左下:幾何学的なデザインのシャンデリアにレトロ感を感じる。右下:「ティークリッパー」といわれる紅茶運搬に使われていた帆船がロゴマーク

上海では、外灘のイギリス租界にある、レトロでモダンなティーサロンが人気を集めています。古い建物の扉を開けて入ると、目の前には、天井近くまであるダークブラウンの棚にびっしりと並べられた白いお茶の缶。複雑なデコレーションはありませんが、棚の黒さと缶の白さの対比が美しく魅力的です。

そこからティールームに目をやると、ぐっと高い天井から下がるアールデコ調のシャンデリアが印象的。こちらも清潔な白いテーブルクロスにダークブラウンの椅子が整然と美しく並んでいます。
 

歴史とお茶を楽しむレトロな空間 

このティールームは「The Bund Tea Company」。19世紀後半から、輸出港としてにぎわってきた上海の趣を残しています。当時、イギリスの商社は中国のお茶を競って求め、新鮮な茶葉を本国まで届けていたのです。このティーサロンは、そのころ、上海で活躍していたイギリスの商社「ギブリビングストン商会」が入っていた歴史的建物にあります。

19世紀後半当時の建物のレリーフなどを活かしたクラシックなデザインと、モダンな香りのする幾何学的なデザインを加えた、懐かしさも感じるレトロでモダンなインテリア。外の喧騒を忘れ、ゆったりとお茶を楽しみながら、歴史書などを読みたくなる空間です。

「The Bund Tea Company」
住所:100 Dianchi Road Shanghai
Tel: 021-63290989
Fax: 021-63290980
URL:http://bundtea.com/jp/

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