風力発電開発はどうなるか?
日本の風力発電はまだ実用段階には達しておらず、民間企業が発電設備を開発・製造し、局地的に設置するに留まっている現状です。日本の風力発電業界で最大の企業は、ユーラスエナジーという東京電力と豊田通商の合弁会社。この会社は約50万kWの風力発電設備を全国に持っていて、これは日本全体の風力発電設置容量の約4分の1に該当します。
東芝は韓国の風力発電メーカーであるユニソンと提携して、ユニソンの製品を今後販売したり、共同で風力発電機の開発を進めていきます。現在より安定した供給が可能な風力発電設備が開発されれば、今後実用化される可能性が高くなります。
日本で実用化されるにはまだ課題が多い風力発電ですが、世界の主要国が次世代発電として開発に力を入れています。多くの課題を解決し、再生可能エネルギーのひとつとして活躍する日がきっとくることでしょう。