マレー半島西海岸
アジアを代表するリゾートアイランド、ランカウイ島、ペナン島、パンコール島。ラグジュアリーな大人のリゾートホテルが多く、ゆったりと流れる南国時間に身をゆだねて過ごしましょう。海を見渡す絶景スパで癒され、ビーチ沿いを散歩すれば、体も心もリフレッシュできます。
ランカウイ島
大自然を満喫できるランカウイ島のシンボルは、野生のワシ
クアラルンプールから飛行機で約1時間のリゾートアイランド。ザ・ダタイ、タンジュンルー、フォーシズンズなど高級リゾートホテルが立ち並ぶ半面、島全体はのどかでゆったりとした時間が流れています。ホテルでエネルギーを充電したら、ぜひ外に。鬱蒼としたマングローブ林、真っ青な空にワシが優雅に飛んでいる光景は、日本ではなかなか見られないもの。大自然を満喫したいなら、マングローブ林の間をカヌーで探検するリバークルーズ、夕陽を見ながら海水のジャグジーに浸かるサンセットクルーズなどのオプショナルツアーに参加するのがおすすめ。なお、ランカウイ島は免税地区に指定されているので、ショッピングやお酒もお忘れなく。たとえばビールは、クアラルンプールの半額ほどで飲めます。
ペナン島
ペナン島で最も美しい彫刻が見られる中国寺院、クー・コンシー
ペナンの屋台料理、海老フリッター。ビールに合う!
クアラルンプールから飛行機で約50分。町歩きとリゾートの両方が楽しめる島です。ホテルは、バトゥフェリンギとよばれるビーチ沿いのリゾートホテルから、世界遺産に登録された都市ジョージタウンにある由緒正しいものまで揃います。また、人口70万人の過半数を中国系が占めていて、中国寺院や中国系の屋台が数多くあります。美食の街としても知られるペナン、マレーシアの屋台料理で有名なチャークイテオ(炒めたきしめん)、ペナンラクサ(魚スープの麺料理)はペナン発祥なので、ぜひ味わってみましょう。海辺のウッドデッキにある海鮮屋台では、生簀の中から活きた魚や魚介類を選び、好みで調理してもらうことができます。
パンコール島
自然あふれるパンコール島は野生の鳥の生息地
クアラルンプールのスバン空港より約40分。島中央部は手つかずのジャングルに覆われていて、豊かな自然に包まれた島です。注目は、パンコール・ラウト・リゾート。パンコール島の西海岸、バシール・ボガク沖にぽっかり浮かぶパンコール・ラウト島にあり、日本の芸能人にもファンがいるという高級リゾート。宿泊者のみがこの島に訪れることができるという特別感、そしてアジア最大級といわれるスパヴィレッジが魅力です。パンコール島随一のリゾートとして知られるのは、パンコール・アイランド・ビーチ・リゾート。ホテル目の前のビーチには、マレーシアの国鳥である野生のサイチョウが遊びにきてくれます。