5万~6万円で設置可能な「外付けシェード」
シンプルなデザインで違和感なく設置できる「外付けシェード」。軒や庇を設置しづらい箇所にも有効な遮蔽設備の一つです。(画像提供:株式会社LIXIL)
そこで便利なのが「外付けシェード」です。屋外版のロールスクリーンとでも表現したらわかりやすいと思います。日差しが気になる時にシェードを降ろすだけというシンプルな日除けアイテムですが、道路に面したお部屋などではプライバシーへの配慮もでき、過ごしやすさと使い勝手はかなりよくなるはずです。取り付けも比較的簡単で、リフォーム費用は1,800mm×1,800mm程度の窓サイズで約5万~6万円と手軽。シェード部は汚れたり、傷んだりした場合でも、この部分だけを取り替えることが可能。居室はもちろん2階寝室などでも日中活用しておけば、室内に熱がこもってしまうということも減らせるのではないでしょうか。
通風・日除け・防犯のスリットシャッターは30万~40万円
風が通せて、適度に光を取り入れ、しかも防犯にも役立つ。そんな都合のいい「スリット機構付きシャッター」は、真夏にも大活躍しそうです。(画像提供:YKK AP株式会社)
しかしスリット機構付きのシャッターであれば、スリットと呼ばれる通気孔を開くことで、シャッターを閉めたまま光と風が取り込めるので便利です。強い日差しを防ぎ、室内をほどよく目隠しできるため、簾(すだれ)のような感覚でお使いいただけると思います。しかも電動なので、サッシを閉めたままでもシャッター、スリットを開閉することができます。
気になるリフォーム費用は、幅1,800mm×高さ2,000mm前後のタイプで30万~40万円前後です。強い日差しを避けながら通風できて、しかも防犯的にも非常に有効。こんな一石三鳥なリフォームアイテムなら、節電に関係なく導入の検討をしてみたいものです。