元は刑務所の観光名所、アルカトラズ島
サンフランシスコ湾に浮かぶ、1934年から1963年まで連邦刑務所が置かれていた島です。シカゴのギャング、アル・カポネが収容されていたことで有名なこの刑務所は、現在、観光スポットとして一般公開されています。島へのアクセス
島へのアクセスは、フィッシャーマンズワーフのピア33から出発する観光船のみ。9時10分が始発で、行きも帰りも1時間に2本あります。料金は、フェリーでのアクセスと園内のオーディオツアーのセットで26ドル~。18時過ぎのナイトツアーは33ドル~。アルカトラズ島は、サンフランシスコの定番観光地で、船に乗ることのできる人数に限りがあるため、夏の時期は大変混んでいます。7・8月に行く場合は、日本出発前に予約をしておきましょう。ガイドは、8月の中旬に予約なし、チケット売り場に行ったら「3日後しかない」と言われ、あきらめたことがあります。リベンジしたのはその数年後でした……。
刑務所内のまわり方
アルカトラズ島に上陸したら、そこから長い坂が続きます。普段運動をしなれない人は、結構きついかもしれません。ヒールなどは足が痛くなるためNG。スニーカーで歩きましょう。足が悪い人は、近くにいる係の人にリクエストをすれば、カートで上まで連れて行ってくれます。刑務所の建物に到着したら、セルフガイドのオーディオツアーキットを渡され、それに従い自分たちで歩いて行きます。「英語だったら困る」と思うかもしれませんが、オーディオは日本語も選択できるので、ご安心を。
アルカトラズ島のオーディオツアーは、実際に住んでいた囚人がレストランや独房など、その場、その場で実際に起きたことをストーリー仕立てで話してくれるもので、とてもリアル。アル・カポネや他の囚人が、「俺がこの部屋で○○となぐり合ってた時、△△が止めに入ったんだ。それをきっかけに、殴り合いがエスカレート。何十人も巻き込んで大変なことになったんだ」と言う感じの口調で、刑務所内で起こった出来事を話してくれます。
かなり自由に歩き回ることができ、1つ1つ丁寧に聞きながら歩いて行くと、約1時間半~2時間かかります。
サンフランシスコは夏の時期、想像以上に寒い。海に浮かぶアルカトラズ島も風がとても冷たいです。ですので、夏でも長そでの用意を忘れずに。
帰りの船について
島までの船ですが、行きは時間指定で乗る船が決まっていますが、帰りはどの船に乗って帰ってもいいことになっています。自分たちのペースで見学し、1時間で見終われば1時間後の船に乗ることができますし、長く滞在したければ、3時間後や4時間後などいつの船にでも乗ることができます。<DATA>
■Alcatraz Island (アルカトラズ島)
住所:Building 64, San Francisco, CA 94123, USA
TEL:1-415-981-7625
料金:12歳以上61歳以下26ドル、シニア24.5ドル、子供16ドル(デーツアー)
大人33ドル、12歳以上17歳以下、32ドル、シニア30.5ドル、子供19.5ドル(ナイトツアー)
家族料金あり