MBA・ビジネススクール/MBAの基本知識

通信制ビジネススクールでMBA獲得のチャンス

MBAを取得するためには、休職や退職をし全日制ビジネススクールに通学するか、上司に無理をいって定時退社し夜間ビジネススクールに通う必要があると思っていませんか? 今回は、忙しいあなたがMBAを取得できるもう1つの道をお伝えします。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド

忙しい人でもMBA取得可能

自宅学習

自宅の空いている時間にMBA取得可能

仕事を終えて会社を出ることができるのが20時以降という方も多いのではないでしょうか? 忙しい方が経営層に近づくと、リーダーとして自らの仕事領域以外の知識も深めたいという気持ちになってきます。しかし、夜間ビジネススクールは遅い学校でも19時にスタートするため通学は難しいでしょう。全日制は働きながら通うことはできません。

海外MBAを取りたかったけれど、費用の問題や時間の問題で断念したという方も多いでしょう。

家庭の事情などで仕事を離れ、空いている時間を利用し仕事に復帰するための勉強を始めたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

こうした方への朗報が、通信制ビジネススクールです。日本ではMBAを通信制で取得できるビジネススクールは2校だけですが、海外に目を向ければ非常に多くのMBAを取得できる通信制ビジネススクールがあります。

通信制ビジネススクールでは、基本的には通学することなくビジネススクールで課される内容を、自宅や通勤中に勉強しMBAを獲得できます。これは、忙しいあなたにとても魅力的に映るでしょう。

通信制では入学や出願の自由度が高くなっています。日本の学校では、春(4月)と秋(10月)の年2回入学でき、かつ各々の出願期間も1~5ヶ月と長いため、社会人にとっては「思い立ったが吉日」と、いつでも応募が可能です。海外の学校は、全日制や夜間と同じ入学スケジュールの学校もありますし、いつでも入れる学校もあります。

入学試験はあるの?

入学試験はあります。MBAは大学院ですので、大学院の勉強についていくだけの能力を書類選考で示さないといけません。さらに、小論文、研究計画書、学校によっては面接を設けているところもあるので、入学のためには気が抜けません。あなたの行きたい学校が遠方の場合、この面接が電話やテレビ電話(SKYPE)で代用するところも多いようです。

海外の有名な通信制ビジネススクールでは、TOEFL iBTの足切り点が全日制ビジネススクールと同様にあり(TOEFL iBTで100点が一般的)、準備は大変です。ただし、厳しい学校の方が卒業資格が高く評価される傾向にあります。その他の学校は、全般的には入学に関しては比較的門戸を広げているようです。
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