二次性頭痛
一次性頭痛と異なり、他の病気が原因となっている二次性頭痛は、注意が必要です。次のようなポイントに当てはまる場合は、よくある頭痛と判断せず、脳神経外科や救急病院を受診するようにしましょう。- いつもと違う頭痛
- 初めて感じる頭痛
- 頻度と重症度が悪化していく頭痛
二次性頭痛の原因
くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、髄膜炎、三叉神経痛、甲状腺機能低下症、低脊髄液圧症候群、帯状疱疹などの病気が考えられます。二次性頭痛の治療方法
二次性頭痛の場合、早急にCTやMRIなどの検査を行い、早く専門的な治療を開始することが大切です。早めに脳神経外科のある病院を受診しましょう。そして、受診時には以下のことを伝えましょう。
- いつから頭痛が起こったか
- 麻痺の有無
- 頭痛の部位
- 発症原因の有無(頭を打った、交通事故など)
- 既往歴(耳や鼻の病気、手術歴、高血圧、糖尿病、歯の病気など)
- アレルギーの有無
- 家族歴
- 頭痛の性状(持続時間、性質、嘔吐の有無など)