PSP

今、PSPが売れに売れている?

先日任天堂の新しい携帯ゲーム機である3DSが発売され、大いに話題になっている。連日のCMでも非常に魅力的なゲーム機であることがわかる。しかしその販売台数を見るに、DSと比較して少々物足りない。
販売タイミング、震災など、要因は幾つもあると考えられるが、反対に品切れになるほど売れている携帯ゲーム機がある。

PSPである。

何故今、PSPが売れているのだろうか。

ゲームをリビングでは遊ばない理由

PSP躍進の立役者である『モンスターハンターポータブル』シリーズの最新作が昨年末に販売されたことは、今PSPが好調であることと無関係ではない。
しかしそれ以上に顕著なのはユーザーの据え置きゲーム機離れである。

今、ゲームは「リビングで遊ぶ物」ではなくなってきている。

iPhoneやiPad、Android端末、携帯電話などのゲームが盛り上がっているのも、PSPが売れているのも、「ゲームを携帯端末で気軽に遊びたい」というユーザーニーズの高まりをあらわしている。

原因としては
1)趣味の多様化により、リビングでのゲームプレイが難しくなっている
2)カジュアルゲームのユーザー層が拡大している
3)ユーザー同士の繋がりが重視されつつある
などが挙げられる。

これらの傾向を表す象徴的な出来事が、Wiiの失速である。

Wiiの売り上げが落ち始めてきた理由

任天堂の決算報告でも言及があったが、今年に入ってからのWiiの販売台数は目に見えて減っており、週の集計でも10,000台を割り込んできている。
一時期の好調ぶりを思えば異様と言ってもいいほどの落ち込みだ。
これにはユーザーが期待するような大型タイトルの不足、Wiiに対するユーザー離れなど、様々な要因が考えられる。

カジュアルユーザーを広げた立役者でもあるWiiが、最大の支持者層であるカジュアルユーザーを抱えきれなくなって来ているのである。
3DSの伸び悩みなどを見ると、同様のことがDS・3DSで起きていると考えても無理は無いのではないだろうか。

そして行き場を失ったカジュアルユーザーがPSPやスマートフォンに向かっていると考えることが出来る。