リフォーム費用/リフォームコストダウンのコツ

リフォーム費用はショールーム活用でお買い得に!?

リフォームする前にはメーカーショールームに行って建材・住宅設備の実物を確認した方がよいと言われます。もちろん、そういう理由でショールームを活用してもよいのですが、もっと上手に活用してリフォーム費用をお得にする方法あることをご存知でしょうか。今回はショールームのお買い得活用方法をご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

最近では古くなった住まいを全面リフォームするというケースが珍しくなくなりました。かつては「建て替え」という選択肢が当たり前で、住み替えを検討する時はモデルルームやオープンハウスを見学してから、ということが多かったのではないでしょうか。

リフォーム需要の高まりを受けて、一般消費者もより愛着のある我が家を作るため、あるいはより暮らしやすい家を作ることを目指すようになり、リフォームで使用する建材や住宅設備などの一つ一つをショールームでチェックするということが一般的になりつつあります。

今回は、そういった建材・住宅設備を見るだけというショールーム活用方法ではなく、積極的にリフォーム費用をお得にするためのテクニックをご紹介します。

気に入った商品をショールームで選び、見積ってもらう

ショールームで選定

豊富なオプションやグレード選びをおろそかにしてしまうと、後々取替えや追加は難しくがっかりしてしまうことも多いのです。実物を必ずチェックするようにしましょう。

意外と思うかもしれませんが、普通リフォーム工事の見積りを建材・住宅設備メーカーで出すrことはありません。メーカーは建材や住宅設備を製造しているだけであり、実際の取り付け施工は工事業者が行うからです。

しかし、リフォームで使用する建材や住宅設備本体には当然のことながらメーカー希望価格が設定されていますので、建材のみ、あるいは住宅設備のみの価格を調べてもらうことは簡単です。

実際のところ住宅設備を入れ替えるようなリフォームにおいては、新たに導入する設備のオプションなどが非常に多いため、カタログだけで合計金額を算出することは容易ではありません。そこでメーカーショールームで本体ならびにオプション品の選定をプロにチェックしてもらい、内訳と合計金額の入った見積り書を提示してもらうことで費用の目安をつかみやすくなるのです。

しかも、そのショールームの見積り書(内訳書)をそのままリフォーム工事業者に提示すれば、工事打ち合わせがスムーズになりますし、工事見積り書がより正確に作成してもらえるのです。また、ショールームではリフォームする前にオプション導入の可否をしっかりとチェックできますから、カタログだけでオプションを選んだけどあまり使い勝手がよくなかった(無駄だった)という失敗を未然に防ぐこともできるのです。

次のページでは、さらにお得なショールームの活用方法についてご紹介します。
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