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何気ない存在の相手と始まっているスローラブ

学生の頃から知っていて、恋愛めいたこともあるにはあるけど、もう長いこと続いている関係。常にお互いパートナーが変わっても、自分達はそんなに気にならず、じゃメシ行くか最近どうよって話が弾む間柄。傍目にはくっついたり離れたりいい加減な関係に見えるけど、当人同士はいたって自然体の流れ。

いつの頃からか、こんなトーンの付き合いは、それこそゆっくりと拡がってきています。ウエディングの現場でも出会ってスグとか、合コンで知り合ってスグとかが目立ちがちななかで、大人のふたりになればなるほど、スローラブの結果ゴールって人達は多いのです。

ましてやいろんな重い出来事が続く日々。イヤでもセンシティブになるココロのセンサーを鎮める恋愛のあり方としてもクローズアップされてしかりです。では、その中身を見てみましょう。

 電撃より継続

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ずっと続いていく関係性が愛情を少しづつ積み上げていく

もう、こんな相手がいたらすぐこっちからコクっちゃうのにって、前のめりなガールズトークが応酬されていた現場では、もちろん収入や社会性、そして結婚後いかに自分がラクチンでいられるかが論点として、日夜追求されてきていました。次男だったり、大手勤務だったり、公務員だったり、医者や弁護士だったり。でもって見た目もよくてやさしくて不在がち。そら最強って言うか、もはや恋愛ではないですよね。どっちかっていうと自分自身の斡旋みたない感じがします。

一方男子も、ほぼ同じ調子で探してる相手は、かわいくて頭よくて一歩下がれて、ベットに行けば調子よく、仕事も持ってて、実家の母さんともうまくやってけるコ。しかも財産あれば尚オッケー、ってそんなコいません。いても多分に最初の条件が大きく欠落してます。で、そんなヒトと出会って一気に燃え上がって結婚する。そうじゃなくてもそれに近い相手と奇跡的に知り合って結婚する。とにかく運命の赤い糸をいきなり巻き付け巻き取る感じ。実は、このところの婚活ゲームは、ある意味こんな危なっかしいトーンだったようです。

それに対してスローラブの世界では、なにより継続性。それこそ「継続は力なり」なのです。例えば、愛に時間はいらんとばかりに知り合って2週間で結婚決めたふたりの思い出の量と、スローラブで10年間引っ張ったふたりの想い出の量を比べると、圧倒的な差がありますよね。まずはそんな継続することからしか生まれない、色んなコトに対して量的に価値を見いだしていきます。