「私の子が落ちるなんて!」って、オマエただのオバはんやろ!
ごっつい印象に残ってることがあるねん。
子どもが3歳くらいの時やった。
レストランかカフェみたいなところへ行ったんや。
そしたら、隣のテーブルにオバはんたちがたくさんおってな。
でっかい声で話してんのや。
話の前後はわからんねんけどな、
そのうちの一人のオバはんの息子か娘が、どうもお受験かオーディションかに落ちたらしいんや。
そしたら「この私の子が落ちるなんて、どういうこと!
私に恥をかかせた!」って怒ってんの。
ほんで、オレ、びっくりしてな。
「どっからどう見たって、オマエはただのオバはんやんけ!」
って笑ってもうたんやけどな(笑)。
まわりのオバはん連中も「そうやね」って賛同してるんや。
おかしいヤツの集まりやな。
子どもがかわいそうやなぁーって思たで。
子どもは親の持ち物違うで……。アホちゃうか。
子育てなんてうまくいかんで当たり前やろ。
そのオバはんは、それをみんな子どものせいや、周りのせいにしてしまうんやろな。
そんな親、子ども以上に自己チューや。