生徒の自主性を重んじた自由な校風の全国屈指の進学校、
東大寺学園
 

1926年の開学以来、生徒の自主性を重んじた自由な校風で知られる東大寺学園。同校には、制服はなく、私服。生徒手帳もない。かつては、東大寺の境内にあり、寺小屋風の雰囲気だった歴史がある。教員と生徒との飾らない人間的ふれあいを通じて、人格や学力を形成。それには、校則で規則を教え込むのではなく、学園生活を明るく楽しみながら、自分の夢の実現に向かっていくことを軸として、お互いの個性や気風を尊重しようという校風や伝統が今も息づいている。

高校からの入学者は、内部進学者の学習進度に追いつくために、英・数・国の一部を別クラスの編成にして、高1・2年の2年分を1年間で履修する。入試の合格発表日以降から入学以前、夏休み・冬休み・春休みの補講等を通じて、2学期後半で進度を合わせて、2年次からは同じ内容になる。2年次の後期より数学と理科を文系と理系に分けて履修。3年次は、文系と理系分けのほかに選択制も導入して各人の進路に合わせた内容を履修している。京大・東大といった最難関国公立大学への高い現役合格率とどこかゆったりとした空気を共存させた高校である。
生徒の自主性を重んじた自由な校風の全国屈指の進学校

生徒の自主性を重んじた自由な校風の全国屈指の進学校


自ら考え、実行し、歓びを体感できる高校
 

同校の学園生活は、生徒の自主性にかなりの部分が任されている。それが最も発揮される行事が、「菁々祭」と呼ばれている文化祭である。高2生が中心になって企画立案から当日の運営にいたるまですべてが生徒の手によって行われている。クラスでの模擬店や演劇発表、クラブの演奏会、教員による講演会等を実施。

高2で実施される修学旅行は、学年の教員と生徒が一緒に高1の時から行く目的や場所を決定していくというユニークなものになっている。毎年、目的はもちろんのこと、行く先も異なっているのが特徴的。北海道での農家や漁師さんのお宅へのホームステイ、小笠原での体験学習、北欧での現地学生との交流等々、面白い企画が多い。

クラブ活動も高1で約70%、高2で約60%が加入しており活発である。最近の実績では、運動系では、テニス部が県大会優勝したり、文化系では、クイズ研究会が全国優勝を果たしている。
クラブ活動を一生懸命する生徒ほど大学入試の結果も良いとのこと。勉強のみならず、クラブと両立することで、精神的にも強くなり、時間の使い方もうまくなっていくからだという。やりたいことやれる環境がある高校と言える。

東大寺学園高校の大学進学実績
 

2010年度の主な実績としては、国公立大では東大37名、京大71名、大阪大25名、神戸大8名など。私立では、早稲田18名、慶應30名、同志社25名、立命館23名、関西学院7名、関西10名などとなっている。

東大寺学園高校の入試傾向

募集人員は、普通科約40名。入試は、国・数・英・理が各60分、社が各50分、各100点の合計500点満点。専願・併願の区別はない。面接も実施しない。合格最低ラインは、約60%。

東大寺学園高校の学費(2010年度分)

入学金 170000円授業料 332000円(年額)
施設充実費 80000円(年額)
諸会費計 51900円
教育充実費用 300000円
初年度年間納入費用 933900円
※修学旅行積立金等は別途費用が必要。
 


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