完璧だから、愛されるわけではない
頑張れば自分でできることも、敢えて頼ってみる。やってもらったら、素直に喜ぶ
「今の彼女は何を相談してくるの?」と聞くと、「大したことじゃない。次のプロジェクトの相談とかもあるけど、パソコンの使い方教えて!みたいな些細なことも多い」
男は必要とされたい、役立ちたい生き物なんだということは、知っていたけれど、それはどんな年齢を重ねても、どんなポジションが高い男性でも変わらないらしい。
何かやってあげたいし、ホメてもらいたいのだ。無力で簡単な女には興味がない。一生懸命生きているし、自立もしている、女性として人として努力もしている。楽しそうに日々を過ごしているけれども、それでもくじけることがあるし、スキもある。そういう女に男は頼って欲しいのだ。
他にも、愛される強い女と、愛されない強い女の違いは歴然とある。
頭の良い女がやりがちな「説教」
「妻と元彼女は、“説教するか・しないか”の違いもあった。妻はケンカもディベートもするけど、説教はしない。でも、元カノは、ケンカすると説教するんだよね。オレの間違いを指摘して、自分を正当化するんだ。そういう強さは、怖い(笑) 自分に厳しい分、人にも厳しくなっているんだなぁと思う」知識と経験が深まると、ついつい説教してしまう人はたしかに多い。女としては、決して見下しているつもりはない。説教というよりは、世話焼きであり、ある種の愛情表現なのだけれど――。それを説教と捕らえるのが男性であり、説教されるのが好きな男は稀有だ。自分の専門ジャンルやテリトリーならなおのこと、プライドを持っているもの(持っていないとしたら、むしろダメ男)。絶対に、そこに踏み込まない事、意見しない事が大切だ。
しかも、そのアドバイスが田舎のオバちゃんや経験不足な若い女の勘違いなら許せるものの、強くて博学な女の的確な意見ならば、なおさらへこむのが男というものだから。