外交官の家:おもてなし
コーディネーター:Chou Yukaiチョウ・ユウカイ(台湾)
やさしさと気品ある食器とともに、美しい花々を添えておもてなし。メインテーブルのカラーは、カーテンと同じ紫です。テーブル上のオブジェは、毛糸やビーズを使用しています。珊瑚やシードラゴンなどのシーアニマルをイメージできます。胡蝶蘭やグロリオサの黄色とバンダ、アンセリューム、瑠璃玉アザミの紫がテーブルを彩ります。 紫と黄と緑のカラーコーディネートは落ち着いた中にも華やかで生き生きしたハーモニーを奏でています。食器はすべて有田、源右衛門窯の「青磁木の葉文食器揃」というシリーズで、ローマ法王パウロ2世が来日された折のおもてなしに使用されました。
234番館 :記念日~金婚式を祝う~
コーディネーター:Marie-Marguerite DESSENSマリー・マルグリット・デッサン(フランス)
今年は、横浜とフランス・リヨン市の友好姉妹都市50周年という記念すべき年です。それにちなんで、この展示は「50年目の記念日を祝う」をテーマに、50年という長い年月を連れ添った夫婦をお祝いするために家族が集う食事の場を再現しています。全体をソフトな色あいのクロスを使って美しくしつらえられたコーディネートからは、心から信頼し愛し合う夫婦にふさわしい気品ある落ち着きや、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。フラワーも、永遠を象徴するリースのアレンジを飾っています。
取材協力
:(財)横浜市緑の協会