ボルネオ島のいいとこどり!? サバ州ってどんなところ?
ボルネオ島のマレーシア領にはサバ州とサラワク州、2つの州があります。ボルネオ島の北部を占めるサバ州は、東南アジアの最高峰キナバル山や貴重な動植物と出会える熱帯雨林にリバークルーズ、世界屈指のダイビングスポットであるシパダン島やマブール島など、大自然の宝庫! そして32もの先住民が暮らす、ボルネオ島のイメージの看板的な存在です。そんなサバ州について、ご紹介しましょう。大自然に触れるエコツアーの先進国
ボルネオ島の代名詞的存在といえば、ユネスコ世界遺産にも認定されている、東南アジア最高峰の標高4095mキナバル山を中心としたキナバル自然公園でしょう。サバ州にはほかにもダナン・バレー・フォレスト・リザーブやタビン・ワイルドライフ・リザーブ、タートル・アイランド・マリンパークなど、数多くの保護区が点在しています。ダイバー憧れのシパダン島もかつては宿泊ができましたが、今はダイビングに訪れるのみに限定されるなど、マレーシアの中でも自治権の強い州が旗手となり、国とともに豊かな自然を手厚く守り、施設も環境へのダメージを最小限におさえるよう配慮がなされています。
ボルネオ島で、はじめて目にするような動植物とその営み、心を動かす雄大な自然……。大きな自然に抱かれるネイチャー体験を通して、地球のことを考えるきっかけとなることでしょう。大人はもちろん、子供にとっても、貴重な記憶となるはずです。
玄関口はコタキナバルでは充実のリゾートライフも
ボルネオ島のゲートウェイは、多くの国際線が乗り入れているサバ州の州都コタキナバル。日本からは東京(羽田)と関空からの直行便で、約6時間でインできます。クアラルンプールからコタキナバルへも国内線で約2時間30分。シンガポールやソウル、香港で乗り継いで入ることもできます。州都コタキナバルは東マレーシアの柱となる商業都市であると同時に、リゾートエリア。豊かな山並みと美しい南シナ海に囲まれたロケーションにあり、中心部にはジェッセルトンホテルやハイアット・リージェンシー、ル・メリディアンなどのシティホテル、少し離れればシャングリ・ラやネクサスなどのリゾートホテルもあります。さらには、中心部からボートで約15分の沖合に浮かぶガヤ島にはブンガラヤ・アイランド・リゾートや水上コテージのあるガヤナ・エコ・リゾートlなど、ラグジュアリーなブティックリゾートも。