ブルーモスクの見どころ
天蓋の文様も美しいけれど、上を見ている時にはスリに注意
また、門や窓に施された真珠母とべっ甲の装飾も美しく、こちらは設計を担当した建築家の1人、セデフキャル・メフメット・アーという職人の手によるもの。そしてカリグラフィーは当時の有名な能筆家、アフメット・グリバリが担当したもので、このようにモスク内はさながら博物館のように、レベルの高いオスマン芸術が堪能できるのも特徴です。
夜のスルタンアフメットモスクも見ものです(©latifcetinkaya)
ブルーモスクのまわり方
モスク入口には、このように礼拝時間により閉館する時間帯が貼り出されています。これは2011年3月のもの。
この柵より中には入らないで
イスラム教の宗教施設であるため、タンクトップや短パンで入ることは禁じられていますから、真夏でも薄手のカーディガンや羽織モノをカバンにしのばせておくといいでしょう。特に女性の場合、スカーフを頭からかぶってほしいと言われる場合もあるので、モスク入り口にあるスカーフを借りるよりは自分のスカーフを持参しておくとよいかもしれません。
入口では靴を脱ぎ、中では自分の靴を持ったまま鑑賞することになります。一応ビニール袋を貸してもらえますが、何人の人が使ったか知れないビニールなので、気になる人は自分のビニール袋を持参してもいいかも。
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■Sultanahmet Camii(スルタンアフメットジャミイ)
住所:Hippodrome, Sultanahmet
TEL:0212(518)1319
開館時間:9:00~17:30(礼拝時間を除く)(冬期)
入場料:(任意の寄付)
アクセス:トラムSultanahmet駅から徒歩3分