距離を置くと復縁できない⁉ 恋人が距離を置きたくなる「理由」とは
寂しいからとむやみに電話やメールをするのは逆効果。身勝手だと思われてますます幻滅されてしまうかも。
しかし、まだ「距離を置いている」段階ならば、復縁する可能性も十分にあります。代表的なケースを例に分析してみましょう。
容量オーバー
愛する彼女の要望にはできるだけ応えてあげたい。懐の深い男だと思われたい。しかし実際は、仕事が忙しくなれば彼女の存在すら思い出す余裕がなくなってしまう。頑張り屋の男性によくあるパターンです。はじめのうちは、真夜中の長電話やメールの往復なども、無理してつきあってくれるでしょう。しかし、本来「帰宅したらすぐに寝たい」ような人であれば、次第に無理が生じてくるはず。彼が「忙しい」と言っても理解してくれず「最近冷たい」などと文句ばかり言われれば、いくら彼女のことが好きでも限界に達してしまいます。
彼女の側も、彼の態度の変化に不安を覚えて文句を言ってしまったのでしょうが、互いに求めるばかりでは、うまくいかなくなるのは時間の問題。黄信号レベルの変化を見逃さず、心の余裕を失わないうちに事情を汲んであげられれば、容易に避けられる問題です。
他に好きな人ができた
真実を相手に告げられないために別の事情をでっちあげて距離を置くのも、ケースとしてはよくあること。卑怯だと責めたくなるかもしれませんが、逆の視点から考えてみれば、まだ「どちらを選ぶか迷っている」からこその手段なのです。もうひとりの相手に乗り換えず、恋人ともきっぱり別れないのは、いずれも決め手に欠けるから。比べられるのは不本意かもしれませんが、ここで目くじら立てるのは自分の株を落とすだけ。もうひとりの相手を不戦勝にさせたくなければ、恋人の意志を尊重して。
別れを切り出す勇気がない
理由は何であれ、自ら別れを切り出すことを避けたがる人も世の中にはたくさんいます。身勝手といえばそれまで。言われた相手がどれほど苦しむか配慮していたら、そもそも「距離を置きたい」などという中途半端な状態を提案しないはず。
きっぱり相手を拒絶しないのは、決して優しさではありません。しかし、自分が悪者になりたくないエゴと優しさを勘違いしている人は少なくありません。
また、普段から優柔不断な傾向のある人も、別れの言葉と同じ意味で「距離を置こう」と提案することがあります。
「時間が解決する」に賭ける
逆に、別れるつもりはなく「時間をくれ」と提案するパターンもよくあること。この場合、物理的に「ひとりで考える時間」を欲すると同時に「時間を置く間に(君も)考えて」という無言のメッセージが込められていることも。
言われた側は、ただ相手からのアクションを待つだけでなく、どうして恋人から笑顔が消えてしまったのか、この機会にじっくり考えてみましょう。「自分は悪くない」と省みずにいたら、再会しても同じことを繰り返し、次こそはお別れとなってしまうかも。
相手を責めてしまうのは、恋の終わりを早めるだけ
恋愛はマラソンのようなもの。
そんなとき、焦って結論を急いだり、思い通りにならない相手を責めてしまうのは、恋の終わりを早めるだけ。
このまま別れてしまうのか。ひとりで考えても結論が出るものではありません。「距離を置きたい」と言った恋人の意見を尊重し、放っておくのも愛情です。
恋愛はマラソンのようなもの。速く走る相手に追いつくのは誰もができることではありませんが、ゆっくりペースな相手に歩調を合わせることは誰にでもできます。
また、元通りのふたりになれる日を信じて。
まだふたりは別れたわけではありません。 距離や時間を置きたいという相手の要望に合意したくなければ、こちらも「待たない」と宣言すればいいのです。
たとえ「待つ」と約束したとしても、人の心までは縛れないもの。それであなたが別の恋へと進んでしまったとしても、「距離を置く」といって突き放した恋人に責める権利はありません。
あくまで、あなたを突き放すのも中途半端に繋ぎ止めるのも、恋人の身勝手な提案です。それを受け入れるかどうかは、あなたの自由なのです。
恋人と「距離を置く」期間は焦らず取り乱さず、一定の期間を決めておき、期待をしすぎずに、自分のすべきことを実践していきましょう。
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