私費でMBA取得を目指している人にとっての最大の関心ごとは、MBA課程で得た知識とMBA保有者であるということを利用して、卒業後にどのような仕事につき人生を豊かにしていくかということです。卒業後の可能性を拡大するインターンシップは、ビジネススクールと卒業後のキャリアの架け橋になります。

MBAのインターンシップとは

就業経験

経験したことのない業界で就業経験を得られるのがインターンシップ

インターンシップとは、企業が学生を対象(本コラムではビジネススクールの学生に限定し説明)に、短期では数日程度から、長期では6か月程度の就業機会(プロジェクトを担当させることが一般的)を与えることです。参加した学生にはその間の賃金が支払われます。賃金額は、無償に近いものから、1週間に付き10万円程度もらえるものまで多様です。

企業の側からインターンシップをみると、短時間で採用するか否かを決定する面接に比べて、長期間、学生の仕事ぶりを観察し自らの会社に適した人材を採用することができる魅力があります。

学生側からは、ビジネススクール入学前のキャリアとは異なる仕事を体験することができ、MBA取得後のキャリアの可能性を広げると共に、自らの求めるキャリアに沿った仕事先を経験を通じて見つけることがメリットとして挙げられます。

インターンシップ対象者

インターンシップは、私費で通う全日2年制のビジネススクールに行っている人を基本的に対象としています。企業派遣生であれば会社に戻ることが派遣される条件なので、会社をやめて企業派遣から私費留学に変えない限りインターンシップはできません。夜間ビジネススクールでは仕事をしながらの学生が大半ですから、インターンシップを行うことが物理的にできないでしょう。また、全日1年制のビジネススクールでは、卒業後就職をする必要があるのでインターンシップができることは理想的ですが、まとまった休みがなく、授業負荷も高いためインターンシップをすることが難しい状況があります。

ただ、強者の学生は、授業を一定期間休んででもインターンシップをする例もあるようです。ガイドが行っていた1年制のビジネススクールであるINSEADでは、インターンシップをする学生はいなく、面接だけで就職を決めていました。