革の二重構造によるデザイン性と機能性の融合

サイプロダクト

メインの収納部をポケットが覆うような構造。この構造が、フレキシブルな収納スペースを生み出します

この「データカバー」は、中の文庫サイズのブックカバー部分を、外部の大きなポケットが包み込む二重構造になっています。このスタイル自体は、元々cyproduct(サイプロダクト)の得意技で、このガイド記事でも紹介したブックカバーやiPhoneケース、クオバディス・ビジネス用カバー、メガネケースなどでも使われています。

特にiPhoneケースやメガネケースでは、外側のポケット部分をゆったりさせる事で、中に入れるモノのサイズに幅を持たせる仕様になっていて、その発想が、今回の「データカバー」に活かされています。つまり、似たような構造でも、中に何を入れるか、どの様に使うかで、その中身は変わっているわけです。

今回は、フレキシブルな使い勝手に対応すると同時に、ブックカバー部分とポケット部分の革を変えることで、ツートンカラーに仕上げているのも特徴。構造自体がデザインになっている訳です。また、ポケット部分の色とステッチの糸の色も合わせてあって、それが、ゆったりした構造なのにシャープに見える要因になっています。また、使ってみると意外にソフトで柔軟な使い心地なのですが、見た目は固い革のように見えるのも、デザインの上手さだと思います。カッチリした外観で、でも何でも放り込めるフレキシブルな構造、というコントラストが見事です。

ガイド納富の「こだわりチェック」

サイプロダクト

もちろん路線図やチケット、案内ハガキなどの紙資料をドカッと入れておくのにも便利。薄い文庫本も問題ありません

これだけ持って行けばOK的な製品には、ただでさえ心惹かれるのですが、実際に使うとガッカリすることが多いのは、どうしても用途をある程度は限定しないと、デザイン的に良いモノができにくいと思います。このcyproductの「データカバー」を使って感じたのは、その難題を見事にクリアした構造とデザインの妙技。手帳カバーという形で用途を限定しているものの、文庫サイズという、限りなく汎用に近いサイズ設定は、その用途をとても広げてくれます。かなり厚手の文庫本にまで対応するのも、使い途をさらに広げています。まるでトートバッグのような気軽さがあります。それでいてカッコ良いので、どこにでも持ち歩きたくなります。

文庫を差し込む部分が短くて、抜き差しが簡単なのも、ここに恒久的に決まった手帳を入れるというよりも、その日の気分や用途、仕事の内容によって、中をどんどん入れ替えて使う事を想定しているように思えます。そういう細部までフレキシブルであることを忘れない、そんなカバーです。そして、これは偶然なのでしょうが、あの中途半端な不思議なサイズの「SHOT NOTE」がピッタリ収まるあたりの、サイズバランスの絶妙さにも感動! ゆったり、緩く使えるからといって、設計はとても計算されたものだという事がよく分かります。長い付き合いになる、そんな予感がするカバーです。

【関連リンク】
cyproductの「データカバーSE 黒/アクアブルー」の購入はこちら
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