渋谷と代官山を結ぶ丘に


乗泉寺の緑に映える外観完成予想図

乗泉寺の緑に映える「センチュリーフォレスト」外観完成予想図 ※平成22年11月乗泉寺内より撮影した眺望写真に、計画図を基に作成した完成予想CGを合成したもので、形状・色彩等は実際とは異なります。
 

渋谷駅と代官山駅は直線でわずか1kmほど、歩いても十数分の距離でしかないが、この界隈は都内屈指の高級住宅街として知られているエリアである。明治期より政財界人も居を構えはじめ、現在でも謹厳な佇まいの“お屋敷”が連なる街並み。そして各国の大使館が点在し、瀟洒な装いの高級マンションも建ち並ぶ。

「センチュリーフォレスト」が誕生するのは、この“渋谷と代官山を結ぶ丘”のほぼ中間に位置する「鶯谷町」の一画。渋谷駅から徒歩7分・代官山駅から徒歩8分の絶好のロケーションなのだが、隣町の南平台や鉢山町・猿楽町などと比べると耳慣れないアドレスだ。それは「鶯谷町」が主として「センチュリーフォレスト」が継承する従前の集合住宅のほか、寺社と学校それに現在は高級賃貸マンションに生まれ変わった外国人向け戸建住宅街区で構成されていたため、一般の購入物件としての土地やマンションが比較的少なかったからだと考えられる。逆に言えばそれだけ当プロジェクトの希少性が高いとも言える。

現地周辺航空写真[平成22年11月撮影] ※一部画像処理を施してあり、実際とは多少異なります。

現地周辺航空写真[平成22年11月撮影] ※一部画像処理を施してあり、実際とは多少異なります。



 
「センチュリーフォレスト」現地邸宅エリア概念図

「センチュリーフォレスト」現地邸宅エリア概念図

エリアに新たな環境創造をもたらす魅力的な街区構成

プロジェクトの敷地面積は約11,000m2。都心の指折りの高級住宅地にこれだけ大規模の敷地が、しかも借地ではなく所有権として存在すること自体が昨今では例の少ない存在と言えるが、ランドプランもまたその規模にふさわしいダイナミックなスケール感を備えている。

まず敷地の東側は渋谷と代官山を結ぶ道路に沿って幅約8m、長さ約167mもの並木道が誕生する。その長さや幅もさることながら、そこには高木と低木、落葉樹と常緑樹など様々な種類の樹木がふんだんに配される。街区内に暮す人はもちろんここを歩く人にとって、季節の移り変わりを身近に感じることができるような心地よい通りとなるだろう。都心の中の都心といった住宅地に、そんな緑あふれる通りをもった印象的な街区ができるなら一度見てみたい、歩いてみたいと思う人も少なくないはずだ。

敷地東側約167mに及ぶ並木道

敷地東側約167mに及ぶ並木道(外観完成予想図 ※設計図を基に作成したCG画像に平成21年11月撮影の現地周辺写真を合成したものであり、形状・色彩等は実際とは異なります)
 

また敷地の北側には約1,000m2という広さの公園・緑地が配され、春の桜、秋の紅葉など四季を彩るたくさんの花や樹々に包まれた“庭園空間”となる。渋谷の華やぎを抜けた先、閑静な住宅地のはじまりを道行く人に告げるような空間になるだろう。

そしてもちろん南側・西側にも豊富な植栽がぐるりと巡らされる。つまりこの「センチュリーフォレスト」の街区全体が広大な緑に守られたひとつの「森=フォレスト」のようなランドスケープとなるのである。そんな街区の誕生は、新しく魅力的な緑の景観をもたらすだけでなく、エリア全体のよりよい住環境を創造していくことは想像に難くない。
 
庭園空間より建物を望む「センチュリーフォレスト」完成予想図

街区北側に配された広大な“庭園空間”より建物を望む完成予想図 
※計画図を基に作成したものであり、形状・色彩等は実際とは異なります
 

実際に現地東側は並木道と道路を挟んで「乗泉寺」の豊かな緑が魅力的な借景となっているうえ、上階からはこの緑越しに都心方向を望むことができる。また南側は隣接する高級賃貸マンション「ラ・トゥール代官山」のエントランスアプローチのため、豊富な植栽や石垣の配された格調高い空間が広がっている。このように敷地内外が相乗的に住環境の質を高め、しかもそれが広大であるがゆえに、エリア全体がさらに高級住宅地としての魅力を加えていく、そんな好循環が起きつつある。

乗泉寺の緑を借景にテラスF(F棟)より東方向を望む完成予想図

乗泉寺の緑を借景にテラスF(F棟)より東方向を望む完成予想図 ※平成20年11月撮影の現地眺望写真に、計画図を基に描き起こした完成予想CGをを合成したもので、形状・色彩等は実際とは異なります
 

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