モデュラーはエクステリア照明も個性的
エクステリア用の照明器具でも、モデュラーの個性はいかんなく発揮されています。まずは、甲羅のような形を持つ「A(r)mor(アーマー)」から、ご紹介しましょう。Modular社のエクステリア照明「Armor」施工例
一般的に路面を照らす照明は、低いポールの上にガラスのカバーが付いた器具がほとんど。そんな中で「A(r)mor」の、平たく地面に伏せたような独特の形はひときわ目を引きますが、この形は決して「単なるデザイン」ではありません。重い物が当たったり、車輪に踏まれたりといった外部ならではの衝撃に耐える強さと、「路面を照らす」という本来の目的を両立する、合理的な形なのです。
「A(r)mor」の光源は、従来からの白熱灯に加えてLEDや、パワーのある放電灯などさまざま。取付けかたも水平だけでなく、壁に取付けてライトアップに使うこともできます。
Modular社のエクステリア照明「Gutter」施工例
Modular社のエクステリア照明「A(r)mor」(左)と「Gutter」(右)のカーキ色バージョン
最後にご紹介するエクステリア用照明は、モデュラーのユニークさを最もよく示しています。「Aaah!(アー!)」という名の、この壁付け照明は、何と「注射器」がモチーフ。それも最初は、ある医師の自宅のために、玄関に付ける特注器具として作ったというのですから驚きです。ちょっと個性的すぎて、使うのには勇気がいりますが、モデュラー社のユーモラスな個性がよく現れている照明器具です。
Modular社の注射器形照明器具「Aaah!」
照明は電気が生み出すインテリア
3回にわたってご紹介してきたモデュラーの照明器具たち。いかがでしたか?以前ご紹介したルイスポールセン社の照明が「近代的で優雅な落ち着き」を感じさせるのに対し、モデュラー社の照明は「現代的で、ちょっと毒気もある大人の知性」を感じさせると言えるかもしれませんね。どちらのメーカーも、照明の目的は単なる明るさだけでなく、人の心理にまで影響する「空間の雰囲気」を作り出すことだと教えてくれます。
照明器具は「電気を利用したインテリア」。上手に計画すれば、夜の室内に、自然光に満たされた昼間とは一変した魅力が生まれます。
モデュラー社には今回ご紹介した以外にも、個性的で実用性も備えた、多くの魅力的な照明器具が揃っています。興味を持たれた方は、ぜひ一度モデュラー社のウェブサイトも覗いてみて下さいね!