何故か!どのショップにも自転車のディスプレーが…
ウィンドウディスプレーには、自転車が…
自転車がプリントされたファブリック
全部のショールームにインタビューする訳にはいかず毎年数社だけ訪ねています。各社では歓迎のウエルカムドリンクが用意されており、スタッフと共にほろ酔い加減でメーカーのウインドーを覗き歩きます。よく見ると、どのウインドにも自転車が飾られているのに気がつき、なんと洒落た演出だろうと感激でした。窓の中の自転車捜しに一喜一憂の時を過ごしました。
奥が深い!テキスタイルブランドの今年は…
KINNASANDのショールームで
KINNASANDの新作ファブリック
スェーデンのテキスタイルメーカー“KINNASAND(シナサンド)”のショールームでは、ケルンで「interior innovation award 2011 Winner」を受けた新作ファブリックを1枚1枚を手に取り説明を受けました。北欧のシンプルなデザインと、光を取り込んだ絶妙な透ける感覚のファブリックは、今年の主流になりそうです。
ピエール・フレイのショールーム
ピエール・フレイのショールームから
フランスの伝統的なコレクションに現代感覚を取り入れたフランス最大のブランド“Pierre Frey(ピエール・フレイ)”のショールームの内部です。大胆な暖色系、定番の花柄、一方では落ち着いたダル系のオリーブカラー、マロンカラーの濃淡の組み合わせが気になりました。ファブリックだけではなく壁紙、カーペット、家具、ルームアクセサリーまで揃えてあり、装飾するすべてをトータルに選ぶことができます。
各社ショールームが集約する2つの場所は、それぞれのメーカが独自の特徴を表すウインドウを覗くだけでも、インテリア好きにはうれしいものです。これほどたくさんのファブリックのショールームがあることがうらやましいとともに、パリのインテリアに対する思いの奥深さを感じます。パリだけでなく、ロンドンでも、どのショップにも、これでもかと言うほどのファブリックが並び、普段でも来客が連なり楽しそうに相談する場面を見かけます。日本のファブリックショップの現況を考えると淋しい限りですね。でも、日本でもこれらの輸入ファブリックは、トミタやマナトレーディングで手に入れることは可能です。
<DATE>
「Paris Deco Off(パリ・デコオフ)」
Pierre Frey(ピエール・フレイ)