親と子どもの寝室を分ける? 分けない?
親子で川の字で寝るのは少数派 Photo: Tom Clare
アメリカでは、子どものときから独立した部屋をもち、ひとりで眠らせる習慣があるというのはご存じの人も多いでしょう。生後数ヶ月から2年以内には、個々の部屋に移動させるというケースが主流のよう。親であれ、子どもであれ、個々のプライバシーを尊重する姿勢が徹底していますよね。
ところがここにきて、家族全員でベッドに寝る「ファミリー・ベッド」と呼ばれるスタイルも注目を浴びているようです。あくまで大昔にあった習慣で、最近までは廃れていたそうですが、かのアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが、平日は特大ベッドで家族全員で眠るのが好き、と明かしたことで話題に。子どもとの深い結びつきを確認できる、子どものケアが行き届く、ということで賛同派も増えているそうです。
日本とは異なる点がかなり見られるアメリカの出産・育児事情。総じてみると、何事も個人主義というこの国のスタンスが浮かび上がってくるようです。会社からの金銭保障はなし、保険がなければ高額な出産費用……など、たくましい母親でなければやっていけないかも? また、親のキャリアやプライベートの時間を維持しながらの育児、というのもアメリカならではのメンタリティが反映されています。それには、ある程度の金銭的余裕がないと叶わないというのも、事実かもしれませんね。
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