アヤソフィアの修復作業
アヤソフィアはその巨大な中央ドームが見どころですが、建設中からこのドームのゆがみが問題となっており、完成後も地震などで亀裂や損壊が生じたため、幾度となく補修工事が行われてきました。アヤソフィアの中央に17年間あった鉄製の足場(photo by Caner Cangul)
代表的なスルタンアフメットモスクもその一つです。イスタンブールに来たら、まずこのアヤソフィアを見学し、その後色々な歴史的イスラム建造物を見ていけばこうした観点から鑑賞できて面白いかもしれません。
このアヤソフィアの修復作業は現在でも続けられており、中央部には長い間、ドームを支える鉄製の足場がありました。これはアヤソフィア内部の全景を眺めるのにとても邪魔だったのですが、2010年1月、イスタンブールが欧州文化都市に指定されたのを機に17年ぶりに足場が撤去され、今ではアヤソフィア内部の美しい全容を見ることが可能です。
天使セラフィムの顔が現れたことで、アヤソフィアは再び脚光を浴びているとのこと