毎月の積立額はどうやって決めたらいいの?

ガイド:これから長期投資をはじめようと思ったら、いくらの積立をお勧めしますか?

中野氏:セゾン投信では月々5000円から積み立てられます。仮に、30歳の女性が60歳までの30年間、毎月5000円で長期投資を続けたとしましょう。この間、仮に7%のリターンで運用できたとすると、30年後に約600万円を手にできることになります。毎月5000円ずつ30年間積立てると、投資元本は180万円。それが約600万円になるんです。
「積立王子の毎月5000円から始める投資入門」より

「積立王子の毎月5000円から始める投資入門」より


同じ前提でいうと、3万円を運用したら、30年後の受取額は約3600万円になります。あくまでもイメージですけどね。

ガイド:これはわかりやすいですね。積立額を6倍にすれば、将来の受取額も6倍ということですね。積立は5000円から始められますが、将来から逆算してみると、もうちょっととがんばりたくなってしまいそうですね。もちろん、投資のリターンは約束されたものではありませんが。

中野氏:ただし、「いくら必要だからいくら積立ないといけない」というのでもないんですよ。投資には満期もありません。お金を十分に増やしたあとも、使う分だけ解約して、残りは運用を続けていけばいいんです。あとはこの繰り返しですね。

ガイド:使いながらも増やしていくという視点って忘れがちですよね。

長期投資に飽きてしまったら?

ガイド:長期投資って何もしなくていいから、途中で飽きてしまいそうです。途中でほかにも投資したいものが出てきたときには、どう考えればいいですか?

中野氏:コア&サテライトの考え方ですね。国際分散投資を真ん中に据えて、あとはちょっとだけつまみ食いをして、売ったり買ったりすればいいんです。

ガイド:なるほど。大元を崩さずに、別の投資も楽しんでいけばいいのですね。難しく考えすぎることはないのですね。

ガイド:それでは最後に、ご自身の夢とみなさんへのメッセージをお願いします。

中野氏:長期投資を一人でも多くの人に実行してほしい。そして、日本に800兆円預貯金として滞留しているお金に働いてもらって、日本経済が豊かになるように世の中のお金の流れを変えていきたい。それが私の夢です。

それができたら、日本はビックリするほど豊かになりますよ。自分たちの意思で経済が回るように、生活者の意思で経済を変えていきましょう。

ガイド:ありがとうございました!
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中野氏の言葉の端々から、「世の中を豊かにする投資」への熱い思いと、誠実な人柄が感じられたインタビューでした。素朴な疑問に真摯に答えていただき、ありがとうございました。

信念を持って第一線で活躍する人の話は、とても参考になりますね。これからも機会を見て、いろんな方にお話を伺いながらレポートしていきたいと思います。


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