子ども向けケータイって、必要!?
子ども向け専用ケータイの普及進む。警備会社と連携したサービスも登場
入学・進学シーズンを控え、ちょっと気になるのが最近の子ども向け携帯電話事情。
中学生ともなれば約半数が、小学生でも4人に1人以上は保有しているといわれる携帯電話ですが、最近では安全面への配慮からか、「子ども向け専用ケータイ」の普及率が伸びているようです。
子ども向け専用ケータイといえば、いわゆる「キッズケータイ」、「ジュニアケータイ」と呼ばれる機種のことですが、一般的な携帯電話とはどのような点が違うのでしょう。
持たせたら安心か、それとも不安なのか……
まずは子ども向けケータイの特徴と、子どもにケータイを持たせるパパママの不安を整理してみましょう。
■安心面
- 防犯ブザー
- GPS(現在地の測位)機能
■不安面
- 非通知電話や迷惑メールなどへの不安
- 有害サイトの閲覧や高額請求への不安
最近は子どもを狙った犯罪が多発していることもあり、防犯ブザーやGPSなどの機能面を考えると、子ども向けケータイは「持たせて安心」とも考えられます。ですが、画像や音楽、ゲームなどのダウンロードによる高額請求がトラブルとなるケースがあったり、知らない人からの電話やメール、有害サイトの閲覧など、「持たせることによる不安」も拭いきれません。
つまり、これらをきちんと整理して納得しなければ、「子どもケータイって、必要!?」の結論はなかなか出せないものです。
次ページでは、メーカーのサイトから実際に確認できる情報を元に、これらの安心・不安に対する対策を整理します。
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