レバレッジ3倍取引なら、利回り10%以上のスワップ金利も可能に!

レバレッジをかけない「レバレッジ1倍取引」では、為替レートの変動が小さいと、大きな為替差益は狙いにくくなります。レバレッジ1倍取引は、あくまでも外貨預金と同じ感覚で、長期的に金利と為替差益を狙う場合に用いるものです。

そこで2~3倍程度の低めのレバレッジをかければ、金利に加えて、為替差益も少し狙いやすくなります。

たとえば、レバレッジ3倍で1豪ドル=80円で1万豪ドルを購入し、スワップ金利を1日100円ずつで変動せず獲得した場合、年利回りは、3万6500円÷(80万円÷3倍)×100=約13.69%と、レバレッジ1倍のときよりもはるかに高くなるのです(下表参照)。


許容できるレバレッジの倍率を把握しておこう

ただし、レバレッジをかける場合には、自分が許容できるリスクがどの程度なのか、それに見合ったレバレッジは何倍なのかを、きちっと決めてから取引する必要があります。

たとえば1米ドル=100円のときに、10万円の証拠金で取引をはじめたとします。レバレッジを1倍に設定してFXをはじめた場合、1円の値動きで1000円の損益が発生します。

これに対し、レバレッジを3倍に設定した場合、1円の値動きで得られる損益は3000円になります。これなら、1倍より損失は大きめになりますが、その分利益も大きく見込めますし、強制的にロスカットされるおそれは少ないといえるでしょう。

ロスカットとは、損失がふくらんだとき、証拠金に対し一定割合以上、損失が出ないよう、自動的に損切りされるしくみをいいます。

たとえば、ロスカットの水準が預けた証拠金の50%とします。
証拠金10万円でレバレッジ3倍取引の場合、1豪ドル=80円なら、30万円分の豪ドル、つまり3750豪ドルが買えます。

証拠金10万円の50%である5万円にまで下がったところでロスカットとなるので、30万円-5万円=25万円を3750豪ドルで割って、1豪ドル=約66円67銭まで円高になると、強制的にロスカットされてしまうわけです。

このようにして計算されたロスカットの水準に達する可能性があるのかどうか、そこまでのリスクに耐えられるかどうかを考えて、レバレッジの倍率を決めるとよいでしょう。
 

為替差益を狙いたい方は、FXのデイトレードに挑戦しましょう!

文・監修/鈴木雅光

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