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親子ほどの年の差恋愛でも大丈夫!年の差カップルが気をつけること

今回は、「親子ほどの年の差カップル」の、恋愛・お付き合いのポイントを伝授します。愛し合うのに年齢は無関係とはいえ、やはり、他人の目やジェネレーションギャップも気になるはず。でも、無理に年齢差を埋めるよりも、ポイントをおさえれば、うまくいきやすいものです。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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親子ほどの年の差恋愛……組み合わせや男女によって違った悩みがある

親子ほどの年の差恋愛でも大丈夫。年の差カップルが気をつけること

年齢差によって、ちょっとしたすれ違いが悩みの種になることも……。

愛し合うのに年齢は無関係。しかしやはり、他人の目は気になるものですし、ジェネレーションギャップも無視できません。

まず、年の差カップルには2種類の組み合わせがあります。男性が年上、女性が年下のケース。もう一方は、女性が年上、男性が年下のケースです。 前者と後者では、抱える悩みが違います。また、男性側と女性側でも悩みや問題点の感じ方はかなり異なります。

それぞれの立場において生じやすい悩みとは、どんなものがあるのでしょう。また、どういった点に気をつければいいのでしょうか。今回は「年の差カップル」ならではのおつきあいのポイントを伝授します。
   

男性が年上、女性が年下のケース

子ども扱いされたくない、という気持ちより、年齢差を楽しむのが最大の秘訣。年上とのデートは、年下にとって背伸び気分になれるのが嬉しいのです。

子ども扱いされたくない、という気持ちより、年齢差を楽しむのが最大の秘訣。年上とのデートは、年下にとって背伸び気分になれるのが嬉しいのです。

男性が年上という組み合わせは、女性が年上のカップルに比べると、比較的周囲からも受け入れやすいといえます。しかしその年齢差が親子ほどになると、複雑な気持ちになるのは、女性側の父親。

著名人では、石田純一さんと理子さんカップルが代表的な例ですね。彼らは年齢差22歳、理子さんのお父さん(東尾修監督)と石田さんが同じ歳というケースです。

■年上男×年下女カップルの女性側の注意点
お兄さんあるいはお父さんみたいな男性との交際は、全面的に守ってもらえる安心感や経済的に頼れるなどのメリットがある反面、彼の「おじさん」っぽい面が気になってしまうことは避けられません。

頭髪や肌といった外見、体力的な衰えは、努力しても年齢差を越えることは難しいもの。同年代の男性と比べてしまうのは残酷です。

また、必要以上に保護者ぶったり彼女であるあなたを子供扱いすることも。いくらこちらは対等につきあいたいと願っても、彼にとってあなたが幼く見えてしまうのはしかたのないこと。目上を立てる気持ちで接して。年上だからと威張ったりするのは、むしろ幼稚な振る舞いなのですが、そこは目をつぶっておきましょう。

■年上男×年下女カップルの男性側の注意点
若い彼女の存在はきっと、同年代の友人たちに羨ましく思われていることでしょう。だからといって、むやみに友人へ紹介するのは諸刃の剣。

若い女性から恋愛対象だと思われる男性は、たいてい実年齢よりも若く見えるもの。しかし同年代の友人たちを紹介されることで「彼ってこんなオジサンだったんだ……」と“現実”を目の当たりにし、熱が冷めてしまわないとも限りません。歳の差など全く気にならないほど深い絆が生まれるまでは、自慢はほどほどに。

また、若さではどうにも追いつけない彼女の元気に合わせてばかりいると、必要以上に疲弊してしまいます。くれぐれも無理はしないように。
 

女性が年上、男性が年下のケース

結婚し年配夫婦になったあかつきには、10歳の年齢差など気にならないレベルになるはず。

結婚し年配夫婦になったあかつきには、10歳の年齢差など気にならないレベルになるはず。

日本社会では男尊女卑の思想を持っている人が少なくないせいか、特に悩みが多いのが、この組み合わせの女性側。いくら当人同士はいいと思っても、周囲の視線が気になってしまうこともありますね。

著名人ではイチローさんと(旧姓:福島)弓子さんなど。8歳「姉さん女房」の弓子さんだからこそ、内助の功として夫を支えるのも上手なのではないでしょうか。

■年上女×年下男カップルの女性側の注意点
彼女がどうしても気にしてしまうのは、「年齢差のせいで彼とカップルに見えなかったり、姉弟や親子だと思われていたらどうしよう……」ということですよね。年齢について、女性はどうしても気にしてしまいがち。

しかし、恋人より他人の目を気にして、行動を制限してしまうのはなんとも本末転倒。人混みに出かけるだけがデートではありませんから、ふたりが周囲の目を気にせず、リラックスできる場所で、愛を語り合えばいいのです。

また、上記の焦りから、彼と同年代の若い女性と無理に張り合おうとするのも無駄。美しくあろうと努力するのならば良いですが、彼は最初から自分よりも「大人のあなた」を選んだのです。むしろ彼をあなたに釣り合う「大人の男性」に育てることにエネルギーを注ぐほうが建設的です。

■年上女×年下男カップルの男性側の注意点
あなたが思う以上に、彼女は自分が年上であることを気にしているはずです。交際期間が浅いうちは、なるべく年齢のことには触れないほうがいいでしょう。

また、彼女が年上だからといって、完全にリードをまかせてしまうのは甘えすぎ。いくら年上の女性でも、ときには男性に甘えたいこともあります。そんなときも年齢を気にして「年下の彼には甘えられない」と遠慮してしまうこともあるのです。あなたのほうから、「もっと頼って!」とアピールをしてみて。

また、彼女が適齢期(あるいはそれ以上)の場合、結婚を視野に入れていても、なかなか年下のあなたにそれを伝えられないことがあります。男性と違い、女性は出産のリミットを意識して、結婚についてシビアに考えなくてはならないのです。年上の彼女と付き合う以上、その点も一緒に考えるのが愛情です。
 

同年代以上にたくさんコミュニケーションを

もっとコミュニケーションを!

年齢差を楽しんで、同世代よりももっとコミュニケーションをとってみましょう。

いかがでしたか? 年齢差のある相手との付き合いも、初めてのうちは戸惑うかもしれませんが、相手のことがわかってくるうち、次第に年齢は気にならなくなってくるはず。まずは同年代以上にたくさんコミュニケーションを図って。

年齢差というものは、むしろ逆手に取って、互いにないものを吸収できる利点ではないかと思います。

若いうちほど世代間のギャップを強く感じるものですが、40代、50代……と年齢を重ねるほどに、年齢差は意識しなくなりますよ。

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