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恋愛で失った信用を取り戻すには?信頼回復のためのプロセス

恋愛において、彼氏・彼女の信頼を失ってしまったら、選択肢は別れるか別れないかのふたつだけではありません。別れたくない場合、信用を取り戻すにはどうすれば良いでしょうか。そして、時間をかけても信頼関係を回復できなかった場合は?

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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恋愛で失った信用を取り戻すには……裏切り行為からの信頼回復

恋愛で失った信用を取り戻すには?信頼回復のためのプロセス

信頼を取り戻すのは決して簡単なことではありません。

何らかの理由で、恋人からの信頼を失ってしまったらどうしますか。

一度失われた信頼を取り返すのは簡単ではありません。それでも付き合い続けるという選択をしたならば、信頼を取り戻す努力をしなくてはいけません

どんな原因にしろ、信頼していた側は「裏切られた」という意識を抱えてしまいます。逆の立場で考えればわかること。裏切り行為は、愛情すら雲らせるほど強いショックを与えるものです。

「もう二度としない」と誓約して反省したところで、あなたの言葉すら信じられないほど相手が傷ついてしまっていたら、どんなメッセージも届きません。

もはや四面楚歌とも思える状況ですが、希望がないわけではありません。

忘れてはいけません、恋人はあなたと別れる選択をしなかったのです。許せなければ別れる選択だってあったのに、相手はこれからもあなたの恋人でいることを選んだ。つまり、裏切ったあなたを許し、関係を修復することを、相手も望んでいるのです。でも、まだ心がついていかずにいることに苦しんでいる。

ここであなたが恋人の真意を汲み取ってフォローしなければ、修復できるものもできなくなってしまいます。
 
<目次>
 

信用を取り戻すには……必要な基本の3つのプロセス

誠心誠意で謝り、解決法を立証し、どうしたいかのヒアリングも忘れずに。

誠心誠意で謝り、解決法を立証し、どうしたいかのヒアリングも忘れずに。

まずは、きちんと言葉で謝ること。

謝罪の気持ちが込められていれば、どんな言葉でもかまいません。むしろどこかから借りてきたお決まりのセリフよりもあなたらしい言葉を選んだほうが、相手に気持ちが伝わりやすいものです。

たとえ裏切ってしまった理由の一端が相手にあるとしても、あなたが相手を傷つけたことには変わりません。謝罪と、これからも恋人でいてくれる相手に対する感謝の気持ちは心に抱くだけでなく、きちんと言葉で示して。

次に、どうやって不安要素を払拭するかの立証を行います。

たとえば、あなたの嘘が原因ならば、嘘つきだと思われないために極力立証すること。約束はしっかり果たす、できない約束はしない、結果として言ったことが事実と異なってしまった場合は、相手が納得するよう説明する。そういった積み重ねこそが「誠意」として相手の傷ついた心を修復するのです。

とくに、失敗に対して言い訳することに抵抗のある男性は多いですが、信頼回復期間だけは例外と心得て。信頼を取り返すためには、プライドを捨てる覚悟も必要です。

さらに、相手が望むことを直接ヒアリングします。

「どうすれば信頼を回復できるか?」という疑問に対する解決法は、相手に聞いてしまうほうが近道です。

あなたに対する信頼が失われたということは、きっかけとなった出来事そのものと、「信じていたのに、こんな人だとは思わなかった……」というショック、2つ合わせて「二重の悪印象」を相手に植え付けてしまったことになります。必要なのは「こんな人」という悪いイメージを少しでも相手から払拭するための改善策ですから、相手の意見を聞いてみてください。
 

「思い出させない」ことが肝要

相手が望むのであれば、スペシャルなデートも誠意のひとつです。

相手が望むのであれば、スペシャルなデートも誠意のひとつです。

しかし、裏切られた相手のほうも「どうすれば、もう一度信頼できるようになるか」わからないことも。

そのときに目指すべきは、新たな信頼関係を築くこと。知り合ったばかりのふたりがこれから信用を築くのとは違い、一度信頼を失ったあなたへの信頼はゼロ以下のマイナスから始まるのです

そのためにも「信用を失った」出来事を連想してしまうモノは極力排除して、身辺をリセットしましょう。しかも、相手が恐縮するほど手厚くケアをするくらいでちょうどいいのです。

たとえばあなたの浮気が原因ならば、携帯電話の番号を替える、電話帳を削除する、引越しをするなど、根本から過去を排除するのがベストです。あなたと浮気相手が会ったり連絡を取ったりする可能性を自ら絶った、という姿勢を見せることで、「また浮気されたら」という未来への恐れや疑惑を緩和できます。
 

時間をかけても解決できない場合、一度別れるのも手

後悔しても時すでに遅し。それでも関係を続ける未来があるならば、希望を失わないで。

後悔しても時すでに遅し。それでも関係を続ける未来があるならば、希望を失わないで。

どれほど誠意を示したとしても、相手の心がかたくなになったまま氷解しなければ、再び恋人として幸せな未来を描くのは難しいかも。

あらかじめ、半年や1年といった信頼回復(=関係修復)期間をふたりの間で決めておき、そこまで経過した時点でまだギクシャクしているようであれば、一度関係を解消してみるのもひとつの方法です。そばにいるからイヤなことまで思い出してしまうのであって、離れてみたら「やっぱり別れたくない」と思い直すことも考えられます。

この場合も、正式なお別れではなく一時的な「信頼回復期間」ならば、半年なりの「期間」を区切ること。その間の連絡頻度や再会について決めておき、死守することも信頼回復の一環です。

ただし、距離を置くことが相手の不安を増幅させてしまうようでしたら、決していい結果を招きません。逆に、恋人から一歩関係を進めてみるのも一案かもしれません。たとえば結婚の約束をすることが誠意として受け止めてもらえる場合があります。「思い合っているのに、過去の過ちのせいで、どうしても不安が取り除けない」という状況の場合は、効果絶大です。
(もちろん、気まずい現状で関係が破綻しているのにプロポーズするのでは逆効果です)

ふたりが続けることを選んだのは、まだ相手のことを好きだから。別れることはいつでもできます。今の気持ちを大切に、できる限りの誠意を示すことも愛情のひとつ。うまく伝わることを願いましょう!

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