保育園・保育所/ワーキングマザーの時短テク

vol.3 働くママの新・三種の神器とは?

働くママの新・三種の神器は、ルンバ、全自動洗濯乾燥機と食器洗い乾燥機。この3つは必須。子どもが多い私にとっては、1日でもなければ暮らせないもの。「電気代がかかりそう」「水道代がかかりそう」などと言われることもありますが、子どもが小さくて、ただでさえママも疲れている時期なのです。それくらいは許して!という気持ちになりましょう。子どもが独立すれば、また使わずにエコな暮らしができる日が来るのですから。

猪熊 弘子

猪熊 弘子

子育て ガイド

ジャーナリスト。名寄市立大学特命教授 (一社)子ども安全計画研究所代表理事。 保育・教育、子ども施策などを主なテーマに、執筆・翻訳、テレビ・ラジオ出演、講演を行なう。4人の子どもの母。著書多数。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で第49回日本保育学会 日私幼賞・保育学文献賞受賞。

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働くママは、大掃除は止めよう!

大掃除

張り切って大掃除しても、大変なだけ

2010年も押し迫ってきました。働くママにとって年末は、鬼門中の鬼門! ただでさえ仕事が忙しいというのに、年末年始のおつきあいやら、保育園や学童の手続きやら、やることが一杯でパンク寸前!という方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

特に、年末は大掃除の時期でもあります。日頃、気になりながらも見ないことにしていたお掃除を年末に一度に済ませようと思うと、相当な労力が必要。家族の助けをあおごうにも、家族も同じように忙しい年末の時期。結局、ママがひとりでやらなきゃならないはめになることもあります。

そんなとき、「どうして私だけがやらなきゃならないの!?」と思うと、怒りとストレスと疲れが倍増。ママがプンプンしているだけで、家族の間にもいや~な雰囲気が漂います。

そこで、私は「働くママは、大掃除を止めよう!」と提案したい!
 

大掃除より、普段からのコツコツ掃除がおすすめ

掃除

普段からの小掃除、中掃除のほうが大事

もちろん、気分としていつもよりも大がかりなお掃除をするのはアリだと思うんです。でも、わざわざ年末にまとめて大掃除をする意味が、果たしてあるのでしょうか? それよりも日頃からコツコツ「小掃除」「中掃除」を重ねていけば、特に年末にまとめて「大掃除」するほど汚れないのでは?ということです。

私も、今年は大掃除をしないようにしようと、毎月一度は換気扇の網を重曹でキレイにし、トイレは週に1回クエン酸と重曹で磨き、毎日、使った後にクエン酸スプレーと重曹でコンロとシンクの汚れを拭き取る……という努力を重ねてきました。要は、汚れを大きくしたくない!という姑息な根性から生まれた「手抜き」なのですが、手抜きも積み重ねていけばりっぱな家事になります。汚れていないコンロやシンクを見るだけで、「私って、もしかしてエラい!」という気持ちが芽生えてきます。そしてそれがまた新たなやる気を生む。コツコツ掃除こそ、働くママにオススメしたい方法。

お掃除に限らず、片付け、料理、洗濯、そして子どもの送り迎えなど、すべて同じ。毎日の効率よい段取りと、小さな手間をコツコツ重ねていくことで、結局、自分へのしわ寄せが少なくなってくるのです。

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