離婚しようかなと考えたら……やってはいけないことが5つある
「これって離婚したほうがいいのかな…?」と思ったとき、やってはいけないことを心にとめておきましょう
「もう離婚するしかないのかな……」、そんなふうに思ったときに、「やってはいけないこと」が5つあります。後悔しない選択をするためにも、ぜひ心に留めておいてください。
離婚について1人で悩まない
1人で悩んでいても解決策がみつからないばかりか、気持ちは沈む一方……。そんな時は思い切って、適切な相手に相談してみましょう
プライベートな内容の話だけに、周りの人に気軽に話せないことはよくわかります。ところが、1人で悩んでいてもグルグルと悪い方向にばかり考えが走ってしまって、解決にいたらないこともままあるのも事実。
そんなときは、アナタの幸せを最優先で考えてくれる相手に相談するのがいちばんです。具体的な相談先には次のようなところがあります。
■離婚について相談する相手は、こんなにいる!
- 親、兄弟、親戚
- 親しい友人、離婚経験のある知人
- 弁護士
- 各自治体の面接、電話相談
- 離婚カウンセラー
離婚後の人生を楽観視しすぎない
離婚後の生活については、詳細にシミュレーションしておく必要があります
月々の生活費のあてや金額、住むところや仕事など、具体的な生活を考えてみること。実際に、想定した設定で1カ月実験的に生活をしてみるのも手。想像以上にお金がかかったり、不自由なことが出てきたり、いろいろな面で準備が要ることがわかるでしょう。
人生を前向きに考えることはとても大事なことですが、備えがないのに楽観的に離婚に踏みきるのは早計というものではないでしょうか。
あやふやな気持ちのままで離婚を決めない
自分をしっかり持ち、幸せになろうという気持ちで人生の選択をしましょう
離婚についてはもちろん、結婚したことにさかのぼって考えても、それぞれを後悔しないためには、まずは自分をしっかり持つことから考え直しましょう。「夫あっての自分」ではなく、自分らしく、自分の人生を一生懸命に生きることが、幸せになるための一歩です。
離婚という結論を急がない
離婚という人生の決断を下すのに焦りは禁物。自分が幸せになるためにできる限りのことをしてみて!
離婚という決断を下すことを急いだからといって、いいことはひとつもありません!
たとえば、子どもが3人も4人もいて、仕事は持っていない、実家は裕福ではない、本人も体が弱い、という場合、夫と生活することが苦痛であっても、すぐに離婚するべきではないでしょう?
母子の離婚後の生活のために慰謝料や養育費を多くもらう方法や、離婚後の生活費を得るための準備など、離婚を決めるより先に考えるべきことはたくさんあるのです。
離婚を切り出すときは感情的にならない
離婚を切り出す時は、トラブルを招かないよう注意を払って
■トラブルを招かない離婚話の切り出し方
- カフェなど他人の目がある場所を選ぶ
- 第三者に立ち会ってもらう
- 必要な案件のみ手短に伝える
- 言葉選びは慎重にする
- 1時間以内で切り上げる
結婚をしている人で、「離婚を考えたことがない」という人はほとんどいないといっていいでしょう。レベルの差はあっても、「許せない!」「この人じゃなかったかも……」などと思った経験は多くの人にあるはずです。
ですが、そのときの勢いで離婚を決めるのはお互いの幸せにはつながりません。後悔しない人生を送るためにも、くれぐれも慎重に前に進んでいきましょう!
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