玉陵(たまうどぅん)
1日目 11:00am首里城近辺にある次の世界遺産は玉陵。首里城からは10分ほどの距離になりますが、首里城を離れるとあれだけいた観光客の姿が嘘のように静かな空間に。玉陵は1501年に尚真王(しょうしんおう)が父・尚円王(しょうえんおう)の遺骨を改葬するため造った巨大な石造りの陵墓です。
所要時間:玉陵だけなら10分。資料館も合わせると30分
入場料:大人300円 小人150円
住所:沖縄県那覇市首里金城町1-3
玉陵管理事務所:098-885-2861
モノレール首里城駅より徒歩15分
地図情報:Yahoo!地図
ちょっと寄り道 金城町の石畳道
古都という表現がピッタリな、琉球時代の栄華繁栄を偲ばせる佇まい
まるで琉球王朝時代にタイムスリップしてしまったような情緒溢れる景観は他ではちょっとお目にかかれないもの。日本の道百選にも選ばれています。
また歴史の古い町だけあって、金城町内には数々の散策ポイントがあります。その中でも内金城嶽とその鏡内にある推定200年と言われる大アカギの木は何かしら異空間的なものさえ感じられます。沖縄の人々は神様と一緒に生活していますが、神様がいる空間を強く感じることができるスポットです。
石畳から一歩入った場所に無言で根をはる大アカギの木。ここだけ空気が違うのがわかる
所要時間:金城町石畳は30分~1時間くらいの時間をとって、散策してほしいポイント
地図情報:Yahoo!地図情報
識名園(しきなえん)
回遊式庭園として知られる識名園は天空の庭と形容されるほど。自然と一体となり優美な美しさで見る者を楽しませてくれます
首里城の南に位置する識名園へは車の移動で。1799年に琉球王家の別荘として造られ、中国や東南アジアとの交易の際に迎賓館として使われていました。特徴は回遊式庭園であること。大きな池のまわりをぐるりと周遊できる造りで、四季折々の趣が楽しめるよう工夫が凝らされているので、ぜひ実際にその景観を楽しんでみてください。中国やアジア文化のエッセンスを取り込み、沖縄の青い空や自然の景観を背景として活かしたその空間は、琉球の人々の素晴らしい芸術センスを物語っています。また面白いのは、識名園は高台に位置しているのになぜか海を眺めることができません。それは中国や外国から来た方々に琉球は大きな国だと意識させるための工夫なのだそうです。
所要時間:1時間
入場料:大人400円 小人200円
住所:沖縄県那覇市真地421-7
識名園管理事務所:098-855-5936
9:00~17:00(4~9月は~17:30)
水曜休、慰霊の日(6月23日)休(水曜が祝日の場合は翌日休)
バスの場合、5番、識名園前下車
地図情報:Yahoo!地図
そろそろお腹も空いたころ。おいしいランチを食べましょう。