ビデオライトを使えば、暗くても高画質な映像が撮れる
暗いところでの撮影というと、たとえば寝ている赤ちゃんや、寝ているペットなどが身近なところでしょうか。また、旅先でも、夜のイベントなどで撮影するシーンが結構ありますよね。最近のビデオカメラはとても優秀で、多少暗くてもきれいに撮ってくれる機能を備えていたり、機種によってはミニライトを搭載しているものもあります。でも、やっぱり画質にこだわるなら、専用のビデオライトが欲しいですね。
ほとんどのビデオカメラには、ビデオライトやマイクを取り付けるコネクタが用意されています。アドバンストシューなど呼び名はいろいろですが、スチールカメラとよく似たコネクタがあります。ここに、オプションで購入したライトをセットします。
▲ビデオライトを装着したビデオカメラ
写真は、キヤノンのビデオカメラ「HF S10」のミニアドバンストシューに、アクセサリーのビデオライト「VFL-2」をセットしたところです。なお、利用しているビデオカメラにはどのようなビデオライトが利用できるのか、カタログやWebサイトで確認してみてください。
今回利用しているビデオライト「VFL-2」は、動画の撮影時にはビデオライトとして、静止画像撮影時にはフラッシュとして機能するタイプです。また、電源はシュー部分から供給されるので、コードがありません。このほか、撮影のオン/オフに合わせて、自動的にライトが点灯するオート機能も備えています。
なお、こうしたシューから電源を供給するタイプは、撮影のための貴重な本体バッテリーを共有するので、予備バッテリーの準備は必須です。
ビデオライトを実際に使ってみた
実際に、ビデオライトがどのような能力があるのかを試してみました。画面は、我が家の主ともいえる猫です。最近では歳のせいか(14歳)、寝てばかりいるのですが、そのお姿を撮らせて頂きました。
▲ライトなしの状態。ホントに真っ暗
▲ビデオカメラ内蔵のミニライトで撮影
▲アクセサリーのビデオライトで撮影
ご覧のように、通常では真っ暗で何も撮れません。そこで、HF S10にはミニライトが搭載されているので、それを利用しての動画と、さらに「VFL-2」を利用して撮ったときの映像を並べてみました。
いかがでしょうか。個人的な好みもあると思いますが、撮れていればよいというのであれば、本体内蔵のミニライトでも十分です。ただ、ちょっと冷たい感じの色合いかなという気がします。これに対して、アクセサリのビデオライトは、とても暖かな色合いに感じるのですが、いかがでしょうか。
さて、ご自分のビデオライフ、どのようなアクセサリーが必要か、ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。
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