羽織について
以前は礼装や略礼装の場合に羽織るものも多かったのですが、最近は普段着に羽織って気軽におしゃれを楽しめるものが人気です。コートと違い、室内で羽織ってもOK。ただし、お茶席の場合には脱いで入るのが礼儀です。羽織はコートとは違い、衿の形は同じなので丈がポイントになります。標準的には、身長の約2分の1、格の高いものほど長めを目安としますが(普段着+2~4cm、礼装着+4~6cm)、体型や好み、生地の雰囲気そしてその時のトレンドなどを反映してお気に入りを決めましょう。比較的長めのものが今のトレンドです。
羽織の種類
羽織の種類は主に、次のようなものがあります。羽織は着物と同じようにある程度「格」がはっきりしています。■略礼装用
紋付の絵羽羽織 背中に紋が入っている
■外出着・街着
色無地羽織、絞り羽織、小紋羽織などがあり、付け下げ、小紋などの外出着、街着などに用います。上段左 色無地羽織、右 絞り羽織、下段左右共 小紋羽織。
■普段着
丈が短いのでカジュアルな雰囲気
小物で差をつける
ストールの種類も様々
ファーストールもゴージャスなものから気軽に使えるものまである